【プレミアム信玄餅】「桔梗信玄餅吟造り」と「金精軒 極上生信玄餅」はどっちがおいしいのか!?

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山梨県民のせろりんです。

信玄餅ってありますよね。

あれ最近飛ぶ鳥を落とす勢いで、いつのまにか甲府駅の改札前に信玄餅ソフトクリームのお店ができていたり、桔梗信玄まんじゅうとか信玄棒とか信玄餅アイスとか水信玄餅とか派生商品売りまくってたり、カントリーマアム信玄餅味とかガリガリ黒みつきなこ味とか他の商品とコラボしてたりと、いつかの某国並にめちゃくちゃに戦線を拡大し続けているわけです。

 

5年前では考えられないくらいいろいろ手を伸ばしてて正直ビビります。

 

そんな信玄餅なんですが、実は2種類あるということをご存知でしょうか。

 

「桔梗屋」という店の「桔梗信玄餅」と、「金精軒」という店の「信玄餅」です。

 

どっちが美味しいかとかどっちが正統かという話を始めるとFBIがKGBで命がヤバくて近所のおっさんにオマンなにいっとるだァ!ワニワニしちょし!って言われるので各自シークレット・ウインドウでググってほしいんですが、それぞれの信玄餅には実は、通常グレードよりも格の高い上位バージョンがあります。

 

「桔梗信玄餅吟造り」と「(金精軒)極上生信玄餅」です。

 

どちらもメーカーがしのぎと賞味期限を削って味を追求した究極の信玄餅です。

今回はどっちがおいしいのかズバリ検証しちゃいましょう。

 

 

こっちが金精軒の極上生信玄餅です。700円くらい。

友達んちの筋トレ用ベンチの上でボケっと撮ったのでボケてて許してほしいんですが、木箱風の箱に信玄餅が5個入っています。

 

奇数個で素数個なのはご愛嬌です。

 

どこで買えるかっていうとごく一部の金精軒店舗、ごく一部の道の駅、ごく一部のアンテナショップ、それと甲府駅の改札入ったところのニューデイズのみ!

 

おれがいつも買うのは甲府駅のニューデイズなんですが、夜に行ってもたいてい入手できるので確実にほしいならニューデイズです。

 

ニューデイズにいって、ついでに信玄餅アイス買ってスーパーあずさで食え、わかったな。

 

なんでそんなに入手が難しいのかというと、賞味期限が3日だから!いや、金精軒のウェブサイトには3日って書いてあるんですが、ニューデイズで買うといっつも賞味期限は次の日までです。
買ったその日と次の日までしか日持ちしません。

こだわりの証拠なんだと思いますが、さすがに短すぎて贈答用だともらったほうが困るシーンも出てきそうです。

原材料はもち米粉、砂糖、黒蜜、きなこ、水飴のみです。食品添加物完全ゼロなんですが、実はノーマル信玄餅もそんな感じなのでそこは別に特別すごいとかではないです。
賞味期限短いのは添加物うんぬんではなく砂糖の量が半分だから餅が固くなりやすいということなのかなと小官は思惟致します。

 

ちなみにもち米は山梨県産梨北米、ダイズは山梨県産、水は山梨の白州(あのウイスキー工場や天然水の取水場がある)で汲んだものです。
ダイズなんておそらく山梨ではあんまり育てていないので、入手するのは大変だっただろうと思います。

皿に出すとこうです。そう、普通の信玄餅と違って紙袋にでかい餅が1個ゴロッと入っているので、皿がないと食べられません。

よってスーパーあずさでは食べられません、すいません。

 

きなこと黒蜜をかけて食べます。そういや金精軒はノーマルも極上生もきなこが別の袋に入っていて、食べる直前にかけますよね。

昔はなんでいちいち分けるんだよ、最初から餅にかけとけやって思ってたんですが、あとからかけたほうが風味がいいのかもしれません。そういうこだわりなんでしょう。ヨッ!金精軒!山梨の顔!

 

味なんですが、まず柔らかさが段違いです。

ゴロッと入っているでかい餅なのに簡単に噛み千切れて、食べていても歯ごたえを一切感じず、餅の柔らかさが舌に伝わります。

 

続いて伝わってくるのが圧倒的なもち米の風味です。

 

噛んでいるともち米の芳醇な香りが鼻の中を抜けていって、餅食ってんなーって思います。

 

砂糖の量が半分なのもあって、米の自然な甘みと風味を味わうことが出来ます。うーん、100点!w

 

おれ結構これ何回も買って食べてるんですが、毎回新鮮にうまくて感動します。お土産界だけでなく和菓子界のトップクラスとタイマンはれるうまさだな、と思います。これで1個150円くらいってものすごく安くないですか?

さあさあ、料理漫画だとあとに出てきたほうが勝つわけですが、後攻の桔梗信玄餅吟造りです。

 

こいつは2個入りで、プラスチックの包装です。

 

8個入りなどもっとたくさん入ったやつは厚紙の箱に入っています。

 

どこで買ったかというと甲府駅改札出て左に数歩行ったところにあるお土産屋です。あそこは信玄アイスとか信玄棒とか色々売っていて信玄餅オールスターズなので、いろいろ欲しい人はそこ行きましょう。

印伝も買え。

 

吟造りは、駅のほかにも近所のイオンなんかにも売っていてわりと入手性はいいです。桔梗屋の直営店にいけば確実だと思います。

 

なんで入手性いいかっていうと賞味期限が1週間ちょいくらいだからです。まあまあ長いので贈答用でもオッケーですね。

値段は500円弱くらいだったと思います。

プラスチックの袋をあけるとこうです。風呂敷に包まれたいつものあの包装ですね。そんで上に楊枝がぶっ刺してあります。

うわー、いつものだー!という安心感があります。

 

ちなみにこの風呂敷なんですが、材質が布です。

布なのでビニール袋にパッカーンして黒蜜ぶっかけて揉んで食べるあのやりかたは無理です。

 

つーかあれは見た目が汚いからやめよう、信玄餅の最も美味しい食べ方は1個黒蜜かけずに食べて餅ときなこ本来の味を楽しんだ後、空いたスペースに黒蜜を入れて残り2個を食べる、これです。

原材料名です。
原材料名は使った重量が多い順に書いてあるわけですが、吟造りは「砂糖、水飴」と甘味料2つが最初にきて、次に「餅粉」です。

一方で金精軒の極上生信玄餅は、「もち米粉」が最初で、次に「砂糖」そして最後に「水飴」なので、程度は知りませんが金精軒のほうが甘味料控えめだということがわかります。
ただ吟造りはこれでも「甘さ控えめ」って書いてあるので、普通のやつどんだけ砂糖入ってるんだよ、という話です。

 

黒蜜なんですが、右の金精軒のものに比べて左の桔梗屋のものはめっちゃ色が薄いことがわかります。

この世にはランベルトベールの法則というのがあって、光の吸収度合いは容器の厚さと物質の濃度に比例します。容器の厚さは同じくらいなので金精軒のほうが黒蜜の濃度が高いことがわかります。

吟造りは色としてはメープルシロップに近いですね。

 

なんでかっていうとはちみつが入っているからということらしく、原材料名を見ても「蜂蜜」の次に「黒蜜」なので蜂蜜のほうが多いということがわかります。

 

このようにいつもの容器に小さい餅が3つ入っています。きなこは最初からすべて餅にかかっています。

 

黒大豆を使っているらしいのできなこの色が黒っぽいです。

 

そんで黒蜜をかけて食べます。

 

食べたんですが・・・んん???これノーマルとそんなに変わらないのでは???

確かに蜂蜜を使っている分あっさりしていて口当たりはいいんですが、黒蜜の濃厚な味わいが消えてしまっています。

 

おれとしては無しではないんですが、信玄餅の味といえば黒蜜の味なので、これは受け入れられない人も多いのではないでしょうか。

 

ちなみに一緒に食べた友達に至っては「蜜の甘さが変」とまで言っていました。

 

餅はノーマルよりは柔らかいかな、と感じましたが、特筆するほどでもありません。

 

きなこは確かに粗挽きっぽくて風味豊かです。

 

でも正直、結構いいお値段する割にそんなに変わらないじゃんの感が否めません。黒蜜の味が薄いことさえ受け入れることができれば、たしかにノーマルよりはおいしいと思うんですが、そこまで違うかというとそうでもないとしか言えません。

余計なお世話かもしれませんが、はちみつ100%にして塩ぶっかけて塩信玄餅とか言って売ったほうが戦略的にはよかったんじゃないかと思います。

 

 

そういうわけできったねえ筋トレ用ベンチを背景にお送りした信玄餅頂上決戦でしたが、味だけを見れば、結果は満場一致(n=2)で金精軒の極上生信玄餅の勝利、老舗和菓子屋の意地を見せつけた形になりました。

とはいえ吟造りにもいいところは結構あって、賞味期限がまあまあ長いから贈答用にもバッチリという点と、あとは信玄餅の形をしているという点です。

 

極上生信玄餅は、紙の袋に餅がゴロッと入っているだけなので形状としては信玄餅っぽくありません。つーか安倍川餅じゃん。

 

昔からあの風呂敷に包んであるスタイルの信玄餅に慣れているおれたちとしては、あの形状じゃないと信玄餅を食べてる気がしないと思う人の気持ちはよくわかります。

んで皿がないと食べられないからスーパーあずさで気軽に食べられないし、そのへんは残念です。手で食え。

 

終わり。

 

せろりんでした。

 

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