センター試験の「簿記・会計」はどんな科目なのか?解いてみたぞ

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せろりんです。

 

センター試験でしたね。センターには謎科目があります。たとえば英語の代わりに受験することができる「ドイツ語」や「フランス語」、数学ⅡBの代わりに受けることができる「情報関係基礎」「簿記・会計」などです。

 

ドイツ語フランス語は謎ですが、数学ⅡBの代わりに簿記会計や情報を勉強する高校がこの世には存在するので、そういう高校の人たちのためにそのような科目があるわけです。

 

おれは商業高校出身で、しかも最近日商簿記2級を取得した人間なのでこのタイミングでセンター簿記解かないわけにはいかんだろ、と思ったため解いてみました。

 

センター簿記会計は数学ⅡBの代わりに受験することができる科目です。注意しなければならないのは、受験するだけなら(指定暴力団大学入試センターのゲロ高い受験料を払えば)誰でも可能なんですが、大学が点数として採用してくれるとは限らないということです。

 

センター簿記会計の点数を数学ⅡBの代わりの点数として採用してくれるのは商業高校に通ってる人のみ、あるいは簿記関係の単位を取った人のみ、というケースが多いです。普通科の進学校に通う人間が簿記や情報やドイツ語で100点取ったからって、100点取ったんだから大学入れろよコラと願書を出しても、多分点数としては採用してくれずに0点扱いになるか受験資格無しとみなされるでしょう。

 

また、大学や学部学科によっては、受験生がどういう高校に所属していようが簿記・会計を点数として認めてくれないところがあるようです。

 

というかこの記事は受験の素人が書いているので、真に受けないようにすることをおすすめします。おれみたいなぺーぺーに他人の人生の責任は取れません。受験は超大事なので、センター簿記会計を使ってガチ受験をしようと考えている人は、高校の先生とか志望する大学の学務課に必ず相談しましょう。

 

さてセンター簿記なんですが、以下のサイトで問題と解答を見ることができます。

 

http://www.asahi.com/edu/center-exam/shiken2018/

さて解いていきたいと思います。ちなみにおれは商業高校で全商2級と全商1級工業簿記を取得し、その後大学(工学部)に進学、3年生の冬(2ヶ月ほど前)に日商簿記2級に70点でギリギリ合格したという人間です。正直簿記は得意じゃありません。2級取得後2ヶ月ほど簿記の勉強をしていないので、貸倒引当金を設定する仕訳を思い出すのに30秒ほどかかるというポンコツと化してしまいました。

 

それはそうと、いまの大学には「情報関係基礎」の点数を使って入ったため、センター謎科目には多少自信があります。ちなみに情報関係基礎は選択問題のマークをミスってごっそり点を落とし40点とか散々な結果でした。まあ受験した年の数学ⅡBの平均点が40点くらいであったことを考えるとさほど酷い結果なわけでもないと思いますが、選択問題の選択のしかたはちゃんと事前に模試などで確認しときましょうね。情報関係基礎や簿記・会計の模試なんて存在しないので、(1問も解けなくてもいいので)数学ⅡBの模試を解いてマークの仕方を確認しときましょう。おれは「ⅡBなんて受験しないんだからサボっちゃえ」と模試のⅡBの時間だけ会場を抜け出してうどん食ってたので本番でマークミスって死亡しました。自分をぶん殴ってやりたいです。

そんで解いてみました。印刷してもいいですがめんどかったらパソコンでやってもいいでしょう、おれはめんどかったのでパソコンでやりました。

 

解いてみると・・・

 

問1・・・アー資産が75円純資産が60円のとき負債がいくらなのかという・・・つまりB/Sに表示される要素がどういう関係になっているのかを問う問題ねー・・・あれ・・・?めっちゃ簡単では・・・?こんなの簿記の学習をはじめて最初の10分で習うことだぞ・・・

 

そんな調子でまあ、さすがに1問目は簡単すぎるものの(センター数学も1問目は特に簡単ですもんね)、大問Aでは日商3級レベル簿記の基本原理を問う問題や、取引によって資産や負債といった要素がどう増減するのかを問う、といった割りとヌルい問題が中心に出題されます。商業高校の1年生でも満点取れておかしくないレベルですね。

 

日商や全商や全経の簿記検定は電卓持ち込み可ですがセンター試験は電卓持ち込み禁止なので、暗算で解けるように数字の桁がめっちゃ小さいです。純資産60円の会社ってなんやねん。ファンタ買って飲んだら債務超過。増資しろ増資。

 

続いて大問Bでは、出張中の従業員から当座預金に10円振込があったが詳細が不明なときの仕訳・・・など、そんな難しくない仕訳の穴埋めをする問題が数問出題されていました。全商3級のテキストレベルの問題ですね。日商簿記検定は日商語と呼ばれる謎の言語で問題が出題されることがありますが、センター簿記会計にはそういった難解な言葉遣いはありません。正直簡単です。

 

ウームまあ、T字勘定と仕訳の関係を問う問題も出題されていて、それに関しては日商の勉強ばっかりしてきてT字勘定に不慣れな人や、簿記にご無沙汰してる人は少し戸惑うのかな?と思わなくもないですが、やはり簡単です。

 

大問Cは、会計学(全商簿記1級会計の知識)を中心に知識を問う問題が出題されました。おれは3年くらい前に全商1級会計の勉強をすこしだけしていたので、概ね解けたは解けたのですが、知識が曖昧だったのでそこそこ難しく感じました。つっても、現役商業高校3年生で全商1級会計の知識バリバリだぜ、という人にとっては、おそらく簡単な問題でしょう。

 

といったようなことを考えながら解いたら、25分ほどで全部解けてしまいました。数学ⅡBが時間との勝負で最後まで行けないことも珍しくないというのを考えると、時間が35分も余るというのはヤッベーという印象です。ガチ受験だったら時間が余ったら見直しをするわけですが、人生が掛かっていないのでそんな面倒なことはしません。

そういうわけで採点したら96点です。うーむどうせなら満点がよかったという気もしますが、平均点が50点くらいを推移している数学2Bの代わりということを考えると、おれごときが96点を取れるというのはわりと驚異的です。現役のときこの点数取れてたら合格発表まで相当気持ちが楽だったろうなーーーーーーーーーー

 

ちなみに間違えた「シ」は、事業主の所得税を店が払ったときの仕訳(純資産の減少)を問う問題ですが、これを事業税を支払ったときの仕訳と読み間違えてマイナス2点です。ア~~気の緩みでしょうもないミスしてしまった・・・あと引出金は日商簿記2級だと出てこないので馴染みがない、というのもあります。言い訳ですが、おれは日商3級すっ飛ばしているので引出金は全然覚えてないです。

 

同じく間違えた「ネ」は、会社法における計算書類には含まれないが、金融商品取引法における財務諸表には含まれるものを、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、損益計算書、株主資本等変動計算書の中から選ばせる問題です。これは全然わからなかったです。貸借対照表と損益計算書は基本だからどっちにも含まれるとしてキャッシュフローか株主資本等変動計算書のどっちかだよなーと悩んだ末に株主資本等変動計算書を選んで見事バツ、という完全なおれの知識不足でバツもらってしまったやつです。

 

 

そういうわけで、「簿記・会計」のうち簿記の部分は、全商なら2級合格レベル、日商なら3級合格レベルの能力があれば、2018年の問題であれば8割から9割くらい取れるな、という印象です。

 

ただ、ことしは特に簡単だったようなので、ほかの年の問題を解く場合はもうちょっと点数が落ちるかとは思います。ほかの年の簿記・会計の問題を見ると、さすがに今年ほどヌルい年はあまり無いようなので、おれ程度の簿記の知識があったとしてもさすがに毎年9割強の点数を取れるかというと微妙です。

 

クセモノなのが会計の部分で、これは全商1級会計の勉強をざっとやっておかないと厳しいといった印象を受けました。日商1級の勉強をしたことがある奇人変人は知りませんが、日商簿記2級までの日商の勉強しかしていない人は会計の知識がほとんど無いはずなので、ここで苦戦するかなーと思いました。そうは言っても会計学の問題も難易度はわりと低いようで、全商1級会計合格レベルまで行っている人なら良い点を狙えてもおかしくないのではないでしょうか。

 

 

ちなみにここ数年の簿記会計の平均点は60点前後なので、100点近く取れる人もいれば、30点とかそのくらいしか取れない人も恐らくいるわけです。おれはたまたまいい点が取れましたがあまりナメずにしっかり勉強しておくのが良いでしょう。

 

 

はい

 

そういうわけで、センター簿記会計は年によっては9割も狙えるかもしれない試験なわけです。商業高校に通ってるけど一般受験したい、という人は過去問解いてみて、点数取れたら簿記を選択してみてもいいのではないでしょうか。

 

それはそうと簿記検定の学習をしている人は、気分転換でセンター簿記・会計を解いてみて、おれのように○○点取れたぜ!とイキり倒す、というのも楽しくていいかもしれません。おれは楽しいです。終わり。

 

せろりんでした。

 

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