「ゆるキャン△聖地巡礼でまちおこし」はなぜメッチャ難しいのか?

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せろりんです。

ゆるキャン△ってありますよね。女子高生がゆったりキャンプを楽しむアニメです。わりと大人気で、個人的な感触としては、ごちうさの1.5倍、けいおんの半分くらい流行っているようです。

そんでおれは、1話見てこりゃすげえアニメが始まっちまったぞと思って以来、アニメを何周も見たり、自分のことを各務原なでしこだと思い込みながらカレーめんを何食も食べたり、山梨県内の聖地を巡礼したりする見事なゆるキャン△オタクと化してしまったわけです。

おれは山梨県出身なんですが、山梨が舞台のアニメってほとんど無いんですよ。弱虫ペダルやヤマノススメみたいに、キャラクターが山梨に来るアニメはいくつかあるんですが、主人公の日常生活の拠点が山梨にあるアニメって、おれが知る限りOVA「イリヤの空、UFOの夏」くらいだったんですよ。そこにゆるキャン△という、山梨のプロモーションビデオみたいな神アニメが登場してテンション上がらないわけがないですよね。山梨県民一同大変テンションが上がっています。

ゆるキャンが大人気を博している一方で、ゆるキャンの舞台の中心である峡南地域の自治体はお世辞にも活気があるとは言えません。そうなると、もちろん「ゆるキャンでまちおこししよう」といった意見が出てくるわけですが、おれとしては、今のままだとそれはちょっと難しいんじゃない?と思うんですよ。理由を書きます。

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舞台が大体キャンプ場なので

ゆるキャン△ってのはキャンプアニメなので、舞台が大体キャンプ場なんですよ。そういうわけで、聖地巡礼に行くとしたら基本的にはキャンプ場に行くことになります。

キャンプってやってしまえば別にそんなに難しい行為でもないわけですが、だからといって今まであまりやったことがない人間が気軽に始められるかというと、ちょっとした行動力がないと厳しいです。道具も必要ですし。ゆるキャン△視聴者の中で「キャンプを日常的にしている」あるいは「ゆるキャン見てキャンプ始めた」っていう人間って、割合から言えばかなり少ないと思うんですよね。

そういうわけで「ゆるキャンの影響を受けて、日頃は他県に住んでるのにわざわざ山梨まで来てキャンプをする人間」がどの程度いるのか?ということを考えると、まちおこしって聞いて連想する数字とは程遠いくらいの人数になっちゃいます。

もちろん、ゆるキャンの影響でキャンプに行く人間がそこまで多くなかったとしても、聖地になったキャンプ場、特にキャパシティが小さいキャンプ場からすればかなりの増客になった感があるでしょう。オフシーズンの冬であればなおさらです。

しかし、キャンプ場にいくらか客が来てくれることがまちおこしにつながるのかというと、やっぱり微妙と言わざるをえません。というのも、自治体にあるキャンプ場の一つがいくら儲かろうが、やっぱり自治体全体からすると大した増収にも増客にもならないからです。儲かったキャンプ場の関係者が街でお金を使って・・・とか、キャンプ場の設備投資で地元の企業を・・・ということはもちろんあると思いますが、街に入ってくる金額としてはあまり大したことがなく、「まちおこし」の目標としてそれを掲げるのはちょっと志が低すぎるんじゃないか、と思わざるをえません。

当然ですが、キャンプ場すら盛り上がらないよりはキャンプ場だけでも盛り上がってくれたほうが良いというのは言うまでもないですし、個人的にも、山梨県内のキャンプ場が潤うのはとても良いことだと思います。しかし、まちおこしとして見るとキャンプを収益の柱とするのは収益の点からも公共性の点からも微妙と言わざるを得ません。

聖地巡礼なにで行く?

キャンプ場というのは基本的に山の中などの市街地から離れた場所にありますから、行くとしたら通常は車かバイクで行くことになります。車両はキャンプ場への行き帰りの際にキャンプ場の近隣を走行しますが、車やバイクはササッと移動できてしまうため、行き帰りに近隣自治体に長時間とどまることは、近隣に目玉の観光地でも無い限りはそうそうありません。

つまり車で来るキャンパーは、キャンプ場にたくさんお金を落とすことはあっても、キャンプ場がある自治体でとくべつたくさんのお金を使うとは限らないということです。お金を落としてくれるとしたらせいぜい巡礼者の中の一部がガソリンスタンドでガソリン入れるとか、コンビニでコーヒー買うとか、スーパーで薪とか食材を買うとか、そのくらいになってしまいます。

こういった理由から、車でキャンプ場に来てもらうといったスタイルの聖地巡礼は、キャンプ場周辺の自治体にとってはまちおこしの起爆剤にするにはちょっとパワーが弱すぎる感が否めません。車でキャンプに行く人だって1回のキャンプで結構な額のお金を使ってくれるはずですが、必ずしもキャンプ場がある自治体のキャンプ場以外の場所でたくさんお金をつかうとは限りません。

これを考えると、キャンプしに車で来るお客さんというのは、まちおこしの決定打にするには、数も金額も、十分とは言い難いところがあります。もちろんそういう方々であっても来てくれるだけありがたいのは言うまでもありません。

大洗に倣え

そんで、アニメでまちおこしが大成功した例として真っ先に思い浮かぶのはガルパンの大洗町です。実際に山梨県の行政の人たちも視察に行ったりしているようです。あの町は聖地巡礼のために造られたんじゃないかというくらいよく出来た町ですので、同じことをやっても同じように行くわけはないんですが、とはいえ学ぶべきところはたくさんあります。

あそこって自転車で1,2時間も漕げば1周できるくらいの狭い範囲内に聖地がたくさんあるんですよね。戦車が突っ込んだ旅館とか、戦車がエスカレーターを滑り降りた商業施設とか、戦車に砲撃されたホテルとか、そういったわかりやすくてなおかつ行ってみたいと思えるようなスポットが、わりと狭い範囲にひしめいているわけです。大洗は車じゃなくても楽しめるというか、むしろ車よりは自転車くらいのスピードの乗り物のほうが楽しめる聖地だと言えます。そんで、上野から乗り換え1回で鉄道を使ってアクセスできるので、車がなくても「おっしゃ行ったこと無いけど今日いったるか」というノリで気軽に訪問できます。

さらに、あそこはもともと観光地なので、聖地とか関係なくお土産屋や海鮮系の飲食店や宿泊施設等の観光施設がたくさんあります。観光客を受け入れる土壌があるので、巡礼者はとても巡礼がしやすいでしょう。

だからこそ大洗は「東京から特急で行ってレンタサイクルで聖地巡礼して昼飯に海鮮丼とほしいもソフト食べて1泊してあんこう鍋食べてお土産たくさん買って特急で帰る」というわかりやすい上に実行しやすい聖地巡礼モデルが確立され、幅広い層の巡礼者がアホみたいに増えてまちおこしが大成功したわけです。

上記の、東京から特急で行って・・・というのは、大洗で聖地巡礼する場合のポピュラーなモデルコースで、アホみたいに多くの人がこの方法で聖地巡礼をしています。もちろん日帰りで行く人や自家用車で行く人もアホみたいに多いです。

一方で、ゆるキャン聖地巡礼のモデルコースを考えると「東京から車でほったらかし温泉行って四尾連湖でキャンプしてチャイ飲んで身延駅前で身延まんじゅう買って身延のセルバでほうとうとメンチカツ買って帰る」というのが妥当なところでしょう。

細かい目的地は人によってそれぞれ違うとしても、こういったスタイルの聖地巡礼は、免許と車を持っていて、なおかつキャンプ経験かキャンプを始める気概がある人じゃないと実行不可能なモデルです。実行してくれる人の絶対数がガルパンの例よりかなり少ないのは明白です。

おれを筆頭にたいていの若いオタクは車も免許も持っていません。今後成長してバリバリお金を使ってくれるであろう中高生や大学生は特にそうです。その上このモデルは、地元の鉄道を使うわけでも、地元の旅館に泊まって地元の飲食店で飯を食べるわけでもないので、収益性の面でだいぶ問題があります。金額も人数もいまいちということで、やはり、少なくとも大洗ほどの大成功は望めないでしょう。

大洗がうまく行った理由は、ガルパンが面白いからではなく(ガルパンは面白いですが)大洗が地理的に死ぬほど聖地巡礼しやすいからなのです。ガルパンは面白いし死ぬほど流行りましたが、実際に行った人の「楽しかった」「おいしいものがあった」「移動しやすかった」「日帰りでいけた」「1泊しても楽しめた」といった好意的な感想が無ければ、あんなに巡礼者は増えなかったはずです。

それはそうと四尾連湖水明荘のホットチャイは、これのためだけに行っても良いくらいのおいしさです。さらに外ごはん効果で3倍うまいです。

アニメ化されたキャンプ場にも一応公共交通機関でたどり着けるキャンプ場はあるにはありますが、道具かついで電車でキャンプしに来てくれる人はやはり少ないでしょう。やはり、まちおこしの起爆剤としてキャンプを据えるのはどうやっても難しいかもしれません。

身延町がカギっぽいけど

ゆるキャン△って旅アニメなので、聖地がけっこうバラバラな場所にあるんですよ。ゆるキャン△には静岡や長野も登場しますが、そういう隣県は置いといて山梨県内だけ考えるとしても、比較的近い本栖湖浩庵キャンプ場と四尾連湖水明荘の2件のキャンプ場ですら、30キロ近く離れている上に累積標高差が1000メートルくらいあるので、エンジンが付いた車両じゃないと1回の巡礼で両方行くのは厳しいです。

キャンプ場以外で聖地が固まっている場所を考えると、唯一当てはまるのは、主人公たちが住んでる地域(身延町や南部町)です。あのへんは比較的狭い範囲に聖地が固まっています。とはいえ、車がないと移動がかなり大変な程度には聖地それぞれが離れています。

たとえば、マイクロビキニ犬山のバイト先であるセルバみのぶ店と、身延まんじゅうの店がある身延駅は、9kmも離れています。あのへんは坂が多いので、やはり車じゃないと気軽に聖地巡礼を楽しむのは厳しいです。沿線には身延線というJR路線が通っていますが1時間に1本ですし、マイクロビキニ犬山のバイト先は最寄り駅の波高島駅から片道3キロも離れています。バスも観光客にはよくわからない上に本数が少ないです。

あのへんで生活するには車が欠かせないわけで、各務原なでしこの姉・各務原桜が浜松から引っ越してきたばっかりな上に免許取ってせいぜい数年くらいの年齢なのにでかい車で山道をバリバリ運転できるのは多分そのためです。

聖地が比較的密集していて、なおかつ身延山や下部温泉があるので観光客を受け入れる土壌が無くはない身延町は、ゆるキャン△でまちおこしができる可能性が一番高い自治体です。しかし、やはり交通をなんとかしないと、車に乗れない人はあまり来てくれないでしょう。

幸いなことに、身延町には静岡や甲府から(死ぬほど遅いことでつとに有名ですが)ワイドビューふじかわという特急が通っているので、よその都市から身延町に来てもらうこと自体はかなり容易です。東京から身延町までたどり着く難度としては、東京から大洗に行く難度とそこまで変わりません。問題なのは身延町に到着してからなわけです。

それはそうと身延駅前で売っているみのぶまんじゅうは、ほんのり塩気があってメッチャうまいです。身延はいい町なので、聖地巡礼とか関係なく軽率に電車で行って観光しましょう。

このまま行っても微妙じゃない?

晩冬に数ヶ月山梨に帰省していたんですが、やはり山梨県民からしてもゆるキャンのおかげで街に何か変化があったとは、今の段階ではまったく思いません(そりゃ放送中に劇的な変化が街に起こるわけはないんですが)

これは甲府昭和のイオンなんですが、ゆるキャン△と全然関係ないイオンでもこういう展示がされています。他にも、富士急がゆるキャン△とコラボして、観光施設にはちらほらゆるキャン△のポスターが貼ってあって・・・と、山梨全体でゆるキャン△を応援しようという機運は確かにあります。

そこらじゅうにポスターが貼ってあるので、ゆるキャン△の名前は、ワンピースすら知ってるか定かでないうちの親の耳にも入っています。しかし、聖地になっている地域に富や活気がもたらされているかと聞かれた場合、だいぶ渋い顔をせざるを得ないわけで、いまの調子で行くのであれば今後もこの状況はずっと変わらないかもしれません。ゆるキャン△関係のイベントは結構活気にあふれているようですが、年中開催されているわけではありません。

ゆるキャン△効果で、登場したキャンプ場や施設や飲食店はかなりの増客になって儲かってるとは思うんですが、やっぱり地域全体が活性化しているかというとまだまだ微妙でしょう。公共性を考えると、特定の事業者だけが儲かるのではなく、街全体が儲からないとあまり意味がないのは言うまでもないことです。

https://www.yamanashi-kankou.jp/special/sp_yurucamp/model_a.html

山梨県の行政は、こういうモデルコースを考えるなどして、「イリヤの空UFOの夏」ぶりに山梨県に吹いたアニメツーリズムの風をなんとか活用してやろうと躍起になっていて、おれはその姿勢を一人のアニメオタクとしてとても素晴らしいと思っていますし、一人の山梨県民として大変誇らしいと思っています。

しっかし、このモデルコースなんて、本当に涙ぐましいですよね。山に囲まれてバスもほぼ通っていない四尾連湖になんとかして公共交通機関だけ到達してもらおうと、レンタサイクルを活用してここまで複雑な計画を練っているわけです。めちゃくちゃよく考えられたモデルコースですが、実行する人がたくさんいるのかというとかなり微妙です。

四尾連湖まで自転車で行くのは、やったことがあるおれだからわかるんですが、死ぬほど大変なんですよ。道の駅富士川から四尾連湖まで行くには標高差700メートル以上を登らないといけません。富士登山の半分くらいの標高差を自転車で登ることになります。家でアニメばっか見てるオタクには冗談がキツいです。上記ウェブサイトの通り電動クロスバイクをレンタルすれば絶対に不可能ということはないですが、これやったらあと2,3年はもうアウトドアはいいや、と思うくらいにはハードに感じるはずです。

県の行政が最善を尽くして計画を練ったのも関わらずこれほど厳しい計画になってしまう理由はたった一つで「毎日運行している四尾連湖まで行くバス路線が一つもないから」につきます。四尾連湖は本当にいい場所ですし、アニメでもその魅力を100%伝えることが出来ているわけで、もうちょっとまともな公共交通機関があれば行ってみたいと考える人は多いはずです。例えば、でかい駅から毎日往復何本か出るバスなんかがあれば使う人はいるでしょう(交通機関として採算取れるかどうかは別です)

現状だと、公共交通が貧弱だから巡礼者がさほど増えず、巡礼者がさほど増えないから公共交通が貧弱なまま、というだっちもない状況になっています。

ここは思い切った改革が必要です。改革にはお金とマンパワーがかかるでしょうけど、やらなきゃ始まりません。例えば富士川沿いの聖地が比較的固まっているスポットに聖地をぐるぐる回るバス路線を作ってラッピングバスを走らせるとか、JRとコラボして身延線沿線でツアーをバンバンやるとか、土日限定でもいいのででかい駅からキャンプ場までバスをバンバン出すとか、格安でビーノ貸し出すとかです。これらはぜんぶド素人の無責任な机上の空論で、ちょっと交通に詳しい人からすると噴飯ものの素人アイデアだとは思うんですが、例えばそういうような類の交通の強化をする必要は絶対にあるでしょう。

交通の面も含めて地域にお金をたくさん落としてもらえるようなしくみを作らない限り、いくらゆるキャン△が流行っているとは言っても、そのへんにたくさん転がっている、アニメをイマイチ活用することができなかった聖地たちと変わらない状況になってしまうのは目に見えています。

ゆるキャンの聖地は大半がキャンプ場だとは言っても、四尾連湖のようにキャンプしなくてもお茶と散歩と手漕ぎボートだけで楽しめるキャンプ場や、ほったらかし温泉や笛吹川フルーツ公園や身延駅前といったキャンプ場以外の聖地もたくさんあります。特急で幅広い層に気軽に来てもらった上で、知らない地名ばかりが並ぶ意味不明なバスの路線図やスカスカの時刻表とにらめっこすること無しにお手軽に聖地巡礼を楽しんでもらって、かつキャンプ以外の方法でも地元にお金を落としてもらうというのが成功の鍵なんじゃないかと思います。

ゆるキャン△はビッグビジネス

例えば「あの花」みたいに主題となるストーリーがあるアニメだと、どこかで物語を閉ざさざるを得ません。ああいうアニメは、放送が終わってしまったら時間の経過とともに徐々にアニメでまちおこしをすることが難しくなってしまう、という状態にどうしてもなってしまいます。

一方で、ゆるキャン△というアニメは、性質としてはサザエさんに近く、何話経っても主人公たちの状況が大きく変わることはあまり無いです。つまり「敵を倒して一件落着」「一生モノの悩みが解消されて一件落着」「部活で全国大会優勝して一件落着」みたいな明確な終わりがありません。

終わりがあるとすれば「卒業」くらいですが、原作7巻でもまだ1年生の冬をやっているので当分先のことです。この時間経過のペースは、きらら漫画にしては驚異的なスロウさです。したがって、人気が続いて、かつ原作が終わらなければ10クールでも20クールでも話が作れる性質のアニメです。

まあ20クールは極端な話で、現実的にはそこまで作ることはまずないでしょう。でも、このままの調子でいけば、ひだまりスケッチのように4期くらいまでは作る可能性がかなり高いです。最近のたいていの深夜アニメは全部で2クール(24話)も作らないことが殆どなので、これは今の時代なかなかすごいことです。

そうなった場合、新作アニメが作られるたびに巡礼者が増えて、向こう10年くらいは安定してお客さんに来てもらえるはずです。一度(アクセスの良さなども含めた)聖地の良さを視聴者に実感してもらえれば、10年単位で長期的に大量のお客さんが来てくれるわけです。これがほかのアニメとは違うゆるキャン△の特殊なところです。ビッグビジネスですよね。

そんで、山梨であれば東京からわりと距離が近いので、うまいことやれば4000万人が住まう関東から大量の集客が見込めます。やっぱりビッグですね。

そうやって長期的に大量のお客さんに来てもらって、バス会社や鉄道会社や宿泊施設などの公共性が高い組織が潤って、交通が強化されて、街全体が潤って、街の良さを知る人が増えて、中には移住を考える人も出てきて、という状態になって初めてまちおこしが成功したと言えるわけです。

いろいろと言いましたが現段階でも巡礼客は結構な数がいるはずです。イベントをやれば結構大騒ぎになっていることでしょう。他所の聖地アニメと比べれば十分大成功という水準にまで行っているかもしれません。しかし一方で、ゆるキャン△のとてつもないポテンシャルを100%活かしているか、今後活かし続けることができるか、というと結構微妙かもしれません。もっともっとやれることがあるんじゃないかと思います。

そういうことなので、ゆるキャン△は聖地巡礼による地域活性化を起こすことが難しいアニメである一方で、一度ゆるキャン△聖地巡礼ブームに火をつけてしまえば後は10年単位で大量のお客さんに来てもらえるというなかなか無いタイプのアニメです。うまいことやって内船駅のホームを満員にしましょう。

以上、「ゆのっちは甲府出身なのでひだまりスケッチは山梨アニメ」みたいな渋すぎる話ばかりしているアニメ聖地不毛の地・山梨県の民としては、突然山梨に来た、最初で最大で、最後かもしれないチャンスをぜひモノにしてほしいという気持ちしかありません。頑張ってほしいところです。もちろんモノにしなくてもかまわないっていうならそういう選択もアリなのは言うまでもありません。静かな街と静かなキャンプ場をキープする選択はそれはそれで素晴らしいと思います。

終わり。

せろりんでした。

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