日常系アニメオタクがオススメ日常系アニメ36本を紹介します!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

せろりんです。

世の中の日常系アニメを紹介するウェブサイトってひどい出来のものばっかりですよね。

ぜんっぜん日常系アニメを理解(ワカ)ってないような紹介だったり、お前見てないのに書いてるだろって内容だったり、そもそもお前それ絶対日常系アニメじゃねえだろってのが入ってたり、もう目を覆いたくなるような惨状です。「CLANNAD」や「艦これ」が日常系アニメだと本気で思っている人間が書いた記事が検索上位に出てくるわけです。信じられないですよね。Googleはクソ。

日常系アニメオタクの一人としてこの現状はちょっとマズいなと思います。そこで、そこそこの本数の日常系アニメを見てきたおれが日常系アニメを紹介していきます。

あとカラオケで日常系アニメの曲歌いてえなってなったときのために知ってる日常系アニメリストを作っておくという役割もあります。

今期のせろりん一押しはこれです↓

https://nihonsoukou.com/20190228/2622

注意事項

・あいうえお順です(厳密じゃないかもしれないです)

・2期以上放送している作品や、OVA・劇場版等がある作品は一つの項目にまとめてあります。

・見たのに入れ忘れているアニメが結構あると思います。見たけどあんま内容覚えてないので入れてないものもあります。見てないのに入れることは無いです。

・「これが入って無いのはありえねえぞ」というのがあったらコメントなどしてください。高確率で視聴して追記します。偉そうな記事を書いていますが、おれは世の中のほんの一部の日常系アニメしか見てないので面白い作品があればぜひ教えてほしいです。

・おれの言う日常系アニメというのは、登場人物の多くが女の子で、女の子が日常生活をしている様子そのものを主に楽しむために作られたアニメのうち、雰囲気がそれっぽいもののことです。ただこんな定義はあってないようなもので、主観で適当に選んでいます。

・日常は日常系アニメじゃないです

・見たくなった人のために一応目安として話数を記載していますが、OVAや特典映像などの細かいものは把握しきれていないので「等」とか書いてごまかしてあります。詳しくはググってください。

・面白さを損なわない程度のちょっとしたネタバレはあります。

・お前理解ってねえなあ的なコメントもお待ちしています。ガンガンコメントください。


Think Crabing.

あいうら

5分アニメです。12話。

女子高生3人が日常生活を送るアニメです。

5分アニメなのでテンポがいいですし、会話の雰囲気が独特でなんで自分が笑ってるのかわからないのに笑えるので見といたほうがいいです。5分アニメで全12話なので迷っている暇があったらいますぐ見ましょう。現在は12話しか世に出ていませんが、あと100話は見たいアニメです。頼んだぞ。

カニが食べたくなるアニメです。

・似てるアニメ→ゆゆ式(会話の雰囲気が似ています)、帰宅部活動記録(新人声優が多いので雰囲気が似ています)

人を応援するためのスポーツ!

アニマエール

困ってる人がいたらほっとけない!という主人公・鳩谷こはね15歳が高校入学と同時にチアリーディングを始める話です。困っている人やがんばっている人がいたら応援する、というのがチアの精神らしく、そこに主眼を置いたストーリーになっています。

主人公が(勢いだけで)立ち上げたチア部でコーチ役をやるのは、中学時代チアをやっていたけど周りと合わなくなってチアをやめてしまった有馬ひづめです。ひづめはチアにトラウマがある状態で高校に入学しますが、こはねの情熱に押されてついにはチアを再開します、って、こういう話どっかで見ましたよね。ガルパンです。ガルパンと違って廃校が掛かっていないので気楽なもんですが、雰囲気としてはあんな感じの話です。

主人公との出会いをきっかけにひづめの性格がどんどん面白くなっていくのは、本作の魅力の大部分を閉めています。スポーツ漫画的にも楽しめますが、日常パートが結構多くてギリ日常系アニメの範囲に収まっていると思います。

・似てるアニメ→ハナヤマタ

日常系アニメの原点!

あずまんが大王

26話等。

一癖ある女子高生の高校生活を描いた作品です。

日常系アニメの元祖だと言われています(実際どうかは諸説あるみたいです) この記事の中で最古参になるであろう2002年の作品ですが、現在も色褪せない作品です。

元祖なので無難な内容なんだろと思いきや、作風はかなり独特で、セリフに毒があったり、キャラクターに可愛げがなかったり(可愛くないわけではないです)、今の日常系アニメにはあんまり無い造りになっています。このアニメのすごいところは、絶対に良い話みたいにしないところなんですよ。最終話付近など結果的に良い話みたいになっちゃってる部分は一部あるのかもしれませんが、徹底していい話にしないようにしているんですよ。かなり独特な作風ですよね。我々は生きていると良い話を求めがちになるわけですが、でも、おれたちの高校時代はどちらかというとあずまんが大王みたいな感じで、周りは毒舌なやつばっかりで可愛げなんてなかったし、良い話になるような出来事なんてほとんどなかったわけです。おれたちの過ごした学生時代に近いからなのかわかりませんが、見終わった後の喪失感が大きいです。

似てるアニメ→無し

日常、ときどきダイビング

あまんちゅ!

1期13話、2期12話。

女子高生がダイビングをするアニメです。

ARIAと作者や監督が同じということで、作風もだいぶARIAに似ています。

あまんちゅ!はダイビング描写が好きです。おれはダイビングなんてしたことないですが、海の中の神秘的な風景や、おそらくダイビングをすると味わえるであろう浮遊感すら伝わってくる気がして、見ててワクワクします。

2期の後半で少しだけファンタジー要素が入ってきて、今までずっと現実の話だったのに突然ファンタジーが始まることに賛否両論あるようですが、おれは結構好きです。

そんでBGMがGONTITIで雰囲気がとても良いです。OVA「ヨコハマ買い出し紀行」の音楽を担当している方ですのであんな感じの雰囲気です。

似てるアニメ→ゆるキャン△(BGMの雰囲気が似ています)、ARIA(原作者と監督が同じです)

「あの頃は楽しかった」と思ってるすべての人に。

ARIA

1期13話、2期26話、3期14話、映画等。

西暦2300年代、火星に人が住めるようになった世界。船を漕ぎながら観光案内をする職業「ウンディーネ」を目指して、地球からはるばる火星まで引っ越して、住み込みで修行をする女の子の話です。

設定はSFに片足突っ込んでますが、彼女らにとってはあの世界こそが日常なので何ら問題はありません。SF的な設定も無くはないですがほぼ存在せず、SFアニメのように科学的理解力を問われる部分はまったく無いので安心して見ましょう。

良い日常系アニメって視聴した後に心が洗われたような清々しい気分になるわけですが、ARIAはその清々しさで競わせたら間違いなく1位です。寝る前に見れば、いろいろあったけど、今日もいい日だったかもな、という気持ちで1日を終えることができます。

ARIAはかなり頻繁に泣けるアニメなんですが、特に、「よくわからないところで泣ける」というのがARIAの特長です。アニメ見て泣くときって、普通、誰かとお別れするときか、人の心に触れたときか、誰かがめちゃくちゃ頑張っているときか、まあそのくらいですよね。でも、ARIAには、たとえば水が流れているだけなのに泣けるシーンがあります。水が流れているだけなのに泣けるってどういうことだよ、って話なんですが、俺にもわかりません。でも視聴者の多くは水が流れているだけのシーンで泣きます。おそらくおれたちは、世界が美しすぎるから泣いてしまうんでしょう。恥ずかしいセリフ禁止。

音楽が良いというのもARIAの数ある良さの一つです。音楽の良さだけで世の中のアニメを戦わせたらおそらくARIAが優勝すると思います。圧倒的にいいんですよ。音楽が。主題歌も良いし、挿入歌も良いし、何よりBGMが良いです。ちなみにおれは高めのホテルのレストランでARIAのBGM「満月のドルチェ」が流れているのを聞いたことがあります。

全人類に見てほしいアニメですが、特に、毎日楽しくないと思っている人や、昔は楽しかったと思っている人に見てほしいアニメです。理由は言うと一言で終わってしまうし言葉にすると陳腐なので言えないんですが、そこに至るまでのプロセスが重要なのでぜひ本編をじっくり見ていただきたいです。

語りだすと1万文字では足りない名作アニメです。4クールあるのでかなり長いですが必ず見ましょう。経験上、1期の1話はあまり受けが良くないので、見るか迷ってる人は、とりあえず2期「ARIA The NATURAL」12話のBパート「その 夜光鈴の光は...」を見ましょう。予備知識無しで見れる話ですし、Bパートの短い時間だけでARIAという世界をよく表している1話です。夏になるたびに見る話です。

似てるアニメ→たまゆら(監督が同じで作風も似てます)、ふらいんぐうぃっち(ARIAのうちおだやかな話だけ凝縮するとふらいんぐうぃっちになります)、このはな綺譚(ARIAのうち泣ける話だけを凝縮するとこのはな綺譚になります。)

パンチマインドハッピネスの時間だ!

あんハピ♪

12話。

歩いてると植木鉢が降ってくる、自販機でジュースを買うと必ず違うジュースが出てくる等、生まれつきメチャクチャ運が悪い少女が主人公です。ほかにも死ぬほど方向音痴な少女や死ぬほど体が弱い少女など、いろいろなタイプの不幸な人間が、名門高校の不幸人間専用のクラスで日常生活を送りながら、不幸を跳ね返し幸福になるための教育を受けるアニメです。

日常系アニメとしてはかなり異端な設定ですが、作風はゆるふわなので安心して見ましょう。前半ワチャワチャしてて、最後の方でいい話っぽくなり、最高のタイミングでエンディングに突入するという理想的きららアニメです。おれはきららアニメ最高峰だと思っています。

テーマは「幸せはどこにあるのだろう」です。主人公は常に絶望的に不運なわけですが、不運な目にあったとしても、落ち込むわけでもイライラするわけでもなく、終始明るく楽しそうな少女です。不運だからって不幸とは限らないわけです。ここで勘違いしてほしくないのは、ポジティブシンキングこそが幸せのへ道だ、という結論を出しているわけではないということです(それもテーマの一つだとは思いますが)。主人公の周りの人間は主人公の不運に巻き込まれまくってとんでもない目に合いますが、彼女らは全員、不運に巻き込まれることを全然不幸だなんて感じていないんですよ。一応「とんでもない目にあった」とか言うには言うんですが、それを言っているときの目はとても幸せそうなんです。主人公は間違いなくポジティブシンカーですが、それはともかく他の人間はポジティブシンカーでもなんでもないのに、信じられない不運に巻き込まれても楽しそうにしているんですよ。そして、それを見ているおれたちもとても楽しくて幸せなわけです。なぜなんでしょうか。多分、みんないっしょにいればハッピーだと、そういうことなんだと思います。

似てるアニメ→こみっくがーるず(雰囲気が似ています)、ひなろじ~from Luck&Logic~(おれは結構似てるとおもうんですが共感してくれる人に出会ったことがないです)

ふわふわ苺たちがやってくる!

苺ましまろ

12話等。

女子短大生と4人の女子小学生の日常を描く話です。

女子短大生は作中に送り込まれたおれたちの代表なので、要は女子小学生を愛でる作品です。キャッチコピーは「かわいいは、正義!」

キャラクターをいい子っぽい性格にしすぎず、小学生らしさを追求した作品です(おれは小学生と久しく関わっていないので本当にそうなのかは判断できませんが)

かわいいは正義!ということで、共感したら必ず見ましょう。

似てるアニメ→三ツ星カラーズ(似てます)

おはようとさよならの間は私達だけ

Aチャンネル

12話等。

1歳年上の友達が好きすぎてその友達がいる高校に入学した少女の話です。

年齢が違うグループが2つ出てくることが特徴ですが、話の内容としてはわりと普通の日常系です。王道ですね。

毎話挿入歌が流れる異端な作りになっています。オタクとしては挿入歌が流れるたびにキタコレ!と叫んでしまい、最高です。

普通の日常、他愛のない会話を描いておきながら、最終話で実はその日常がかけがえのないもので、すぐに終わってしまうようなものだということを指摘するのがAチャンネルのはかなさです。高校までだったら「友達がいるから」で学校を決めることも余裕なわけですが、その先もその調子で行けるとは限らないわけです。学生の「日常」なんて、いくらでもあるようでいて、あっという間に過ぎ去ってしまうわけで、だから我々は12話を大切に見るわけです。

それはそうと初見だと1話はイマイチ面白くないとおっしゃる人が多いので、一気に3話くらいまで見ることをおすすめします。

似てるアニメ→きんいろモザイク

クロエ・ルメールですヨ!

ガールフレンド(仮)

全12話。

女子高生が高校生活を送るアニメです。

一時期CMをバンバンやっていて、「(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwww」で話題になったソシャゲーのアニメ化作品です。いろんな人に話題になっちゃったせいか、放送当時は酷評している人が割と多く、日常系アニメオタクの間でもあまり話題にならないアニメです。でも、おれはガールフレンド(仮)って最高の日常系アニメだと思うんですよ。

ガールフレンド(仮)って、正直言ってストーリーがめっちゃしょうもないんですよ。「ダイエットしようとして皆で運動するけど、それを見て部活の練習を頑張ってるんだと勘違いした先輩たちにメロンパン差し入れされて、食べると運動した分チャラになっちゃうけどおいしそうだから結局食べちゃう!」みたいな超しょうもない話が繰り広げられます。最高の日常系アニメですね。日常とは、そもそもしょうもないものなんですよ。ソースはおれの人生。特殊なイベントや個性的な人物を突っ込んで話を作るのは、それはそれで面白いですが、ピュアな日常系アニメを目指す上では邪道っちゃ邪道なわけです(邪道だからダメということではありません)。しょうもない出来事を、最大限に面白くて居心地が良くて尊いものに演出する、これこそが真に優れた日常系アニメのあり方の一つで、ガールフレンド(仮)はそれを真正面からやっているんですよ。その点で言うと、ガールフレンド(仮)は日常系アニメにメチャクチャ真剣に向き合った結果誕生したアニメなわけです。

ガールフレンド(仮)が最高な理由はまだあります。大抵の日常系アニメは、主人公が友達グループに属していて、グループの人数は概ね3人から5人で、その人達を中心に話が進むという造りになっています。一方でガールフレンド(仮)は、ソシャゲ原作なので原作に登場する大量のキャラクターを出来るだけ出したいという意図があるからなのか、主人公が特定のグループに属していない上にめちゃくちゃたくさんのキャラクターが登場するという、他の日常系アニメには無い造りになっているんですよ。そこがまた良い味を出していて、いろいろな人間が出ては消えていくからこそ、特定の人物にとっての日常ではなく、学校で営まれている全ての日常がとても楽しそうなものに見えるわけです。ソシャゲ原作なのが結果的にいい味を出しているわけです。そういう造りなので、初めはいろいろな人が出てきて頭が混乱するかもしれませんが、すぐに慣れるので絶対見ましょう。登場人物全員がキャラデザ凝ってるモブなんだと思うのがコツです。あのクロエ・ルメールも登場しますが奴もキャラデザ凝ってるモブです。

登場人物が話によって大きく変わりますし、ほとんどオムニバス形式なので、基本的にどこから視聴し始めても良いです。見るか迷ってる人はとりあえず5話「ダージリンをみんなと」だけ見てほしいです。理解(ワカ)ってる日常系アニメオタクならすぐにこのアニメの凄さが理解(ワカ)るでしょう。

徹底的に穏やかな優しい雰囲気で話が進むというのもガールフレンド(仮)のこだわりだと思うんですよ。緊張感を排除した話になっていて、なおかつ他人を傷つけるような言動をとる人間がいないわけです。こういった作風は、ひなろじやふらいんぐうぃっちなんかに通じるところがあります。見てて穏やかな気分になる最高のアニメです。

見たこと無い人はもちろん、当時見てイマイチだと思った人も、もう1度まっさらな気持ちで見てほしいアニメです。ソシャゲー原作ですがソシャゲーやってなくても楽しめます。ソースはおれです。ガールフレンド(仮)が理解(ワカ)る奴と友達(ダチ)になりてえ!

似てるアニメ→あんハピ(そこまで似てないです)

オープニングが聖徳太子向け

ガヴリールドロップアウト

12話等。

天使と悪魔が人間界で高校に通いながら修業をする話です。

天使と悪魔が同じ学校で暮らしたら面白いことが起こらないはずもなく、ギャグがもりもりになっています。

登場人物のイタズラがわりとハードなので抵抗を感じる人もいるっちゃいるかも知れません。

浜松アニメです。

似てるアニメ→干物妹!うまるちゃん

カップアイス買えよ!

帰宅部活動記録

12話。

謎部活「帰宅部」で女子高生たちが過ごす謎部活モノです。

ギャグの密度とキレであればこのページで間違いなく一番です。テンポも良くて毎秒ゲラゲラ笑えるので、日常系アニメはちょっと、という人間でもとりあえず1話だけ見てほしいです(そういう人がこの記事をみているかどうかは微妙ですが) ゲラゲラ笑える度で言えばあらゆるアニメでトップクラスかもしれないです。

似てるアニメ→あいうら(新人声優起用枠です)、GJ部(謎部活モノです)

見たら本当に絶対感動するよ!もし感動しなかったら木の下に埋めてもらっても構わないよ!

キルミーベイベー

12話等。

殺し屋の少女と普通の(少なくとも殺し屋ではない)女子高生のバイオレンスな高校生活を描くアニメです。

殺し屋と殺し屋じゃない女子高生がシュールな夫婦漫才を繰り広げる様子を独特の表現で描く作品で、バイオレンスなギャグが多めになっています。

ギャグが賛否両論あって、30分なのに1時間くらいに感じるとおっしゃる方も多いですが、個人的にはふつうに30分くらいに感じます。面白いですよ。

ギャグてんこ盛りの作品である一方で、殺し屋と普通の女子高生の、突然無くなってしまうかもしれないような危うくて儚い日常を描いた作品でもあります(考え過ぎかもしれません)

似てるアニメ→あずまんが大王

絶対ナイショよ いつでも一緒にいたいの

きんいろモザイク

1期12話、2期12話、劇場版。

通訳者を目指す日本人女子高生の主人公が、イギリスからのホームステイ金髪少女アリスと、アリスを追っかけて日本に引っ越してきた金髪少女カレンの二人の金髪少女と国際交流をしながら高校生活を送るアニメです。

何を隠そう、おれが日常系アニメにハマるきっかけになったのがこのきんモザです。とりあえず、幼少期の主人公がイギリスにホームステイに行く第1話「不思議の国の」を見てほしいところです。映像や音楽の美しさに小便を漏らすことでしょう。おれは漏らしました。言語が通じない日英の少女の心の交流を最大限に美しく描いた1話です。1話だけでそういう短編映画みたいなクオリティの高さになっています。

第1話も好きなんですが、アリスとカレンの幼少期を描く2期の7話が好きです。日本に住んでるアリスとカレンって、平気なツラしてますが、当然二人共かなり心細いと思うんですよ。高校生の子供が外国で暮らしているわけですから。さほど日本語ができるわけでも、日本に詳しいわけでもないカレンはなおさら心細いことでしょう。でも、そんなカレンのことをいつでも一番よく見ているのは、今も昔もアリスだということを2期7話は言っているわけです。今も昔もアリスはカレンのヒーローなわけで、だからカレンはいつでもアリスのことを心から尊敬しているんですよ。だから二人は心細くても平気なんですよ。きんいろモザイクは日英の国際交流を描いた作品である一方で、異国で二人ぼっちの女の子を描いた作品でもあるわけです。

似てるアニメ→Aチャンネル

願いごとの数は胸のときめきのぶんだけあるよ

GJ部

12話等。

主人公らがGJ部(グッジョぶ)で日常を送る謎部活アニメです。

主人公が男性ですが、女の子みたいなものなので懸念はいりません。

1周見ただけでこういうことを言うのもファンに申し訳ないんですが、正直なところ本編の最初の方はそんな面白くないというのが本音です。ところがどっこい、最終話付近まで見る頃にはなんだか心地よくなってきて、しまいにはこのアニメとの別れが辛くてめっちゃ泣いてしまうという、日常系として完璧な作品になっています。

ひどい紹介で申し訳ないんですが、最終話でガチでめっちゃ泣いてしまい、自分でもビビりました。

似てるアニメ→帰宅部活動記録

遅刻はしても早退はNon Non Non!

けいおん!

1期12話、2期24話、劇場版など。

女子高生が軽音楽部に入って音楽をやる話です。

言わずとしれた超有名作品です。音楽アニメなので音楽に凝っているのはもちろん、ビジュアルもとても綺麗です。日常系アニメブームの火付け役であると同時に、趣味アニメの火付け役でもある偉大なアニメです。「趣味なら本気で」という、皆が少なからず心の中に持っている固定観念をぶち壊した偉大な作品です。放課後に茶飲みながらたまにやるくらいでも楽しいんですよ、趣味って。

個人的には2期でやる秋山澪ファンクラブの話がとても好きです。見ましょう

似てるアニメ→ばくおん!(向こうが似せてきています)

ねぼすけ(ボソッ)

ご注文はうさぎですか?

1期12話、2期12話、劇場版1話。

女の子が喫茶店でアルバイトしながら高校に通う話です。

日常系アニメとしてはわりと王道な作風ですが、姉と妹という関係にリソースを全振りしている作品でもあります。普通に見ても面白いですが、そのへんに着眼して見るとより楽しめると思います。紹介がてきとうですまん。

似てるアニメ→きんいろモザイク

全日常系アニメオタクに向けたアニメ!

こみっくがーるず

12話。わんにゃん話です。

日常系アニメを語る上で欠かすことができない漫画雑誌、まんがタイムきらら。まんがタイムきららとその姉妹紙の作家は全員が女子高生であるということは周知の事実ですが、こみっくがーるずは、そんなきらら作家を目指して日々ゴミネームを芳文社に投げ続ける女子高生を描いたアニメです。その女子高生の名前は萌田薫子(ペンネーム:かおす)。かおすはあまりにも漫画が下手なので、執筆に集中するため、そしてプロの漫画家からよい刺激を受けるために、女子漫画家寮に入寮することを決意します。果たしてかおす先生は一人前の漫画家になることができるのでしょうか!

こみっくがーるずを見たことがない人は、あらすじを読んで「つまらなさそう」って思ったでしょう。おれも放送前はそう思っていました。でも違うんすよ、こみっくがーるずはクソおもしろいんですよ。マジで。寮で集団生活とか主人公が漫画家を目指すとか、結構よくある設定で、あらすじを聞いただけでもういいよって思ってしまいがちですが、設定がありがちだからこそ内容がめっちゃゲラゲラ笑えるように作られていて、見ていて本当に楽しい気分になるアニメになっているわけです。ギャグがキマっている上に、テンポも結構いいのでゲラゲラ笑いながら見ることが出来るアニメで、とっつきやすさもあります。

その上、1話1話が良い話なんですよ。おれはアニメで重要なのはエンディングの入り方だと常に言っているんですが、エンディングの入り方でこみっくがーるずに勝るアニメはそんなに無いでしょう。毎話エンディングに突入するまでの流れが美しくて、とても良い視聴後感を得ることが出来ます。ゲラゲラ笑えて視聴後感もいいんですよ。視聴しているとついつい泣いちゃったりなんてして、12話全部見る頃には心が揺さぶられすぎて完敗しています。

クソおもしろくてたまに泣けるというだけだったら、そういったアニメはたまにあるのであえてこみっくがーるずを見る必要はないじゃんとなってしまうわけですが、おれは世界中の日常系アニメファンにこみっくがーるずを見ろと言いたいです。こみっくがーるずは、どんなに酷評されても、どんなにうまくいかなくても、日常系4コマ漫画を描いて描いて書きまくる漫画家の話です。おれたちが日常系4コマ漫画が好きなように、漫画家もまた、日常系4コマ漫画が大好きなんですよ。詳しくは視聴してほしいんですが、「4コマ漫画家の」かおす先生の思いに我々は、我々は・・・!そういうわけでこみっくがーるずは、視聴すると日常系アニメを見る目が少し変わってしまうというとんでもないアニメです。

個人的な話なんですが、日常系アニメファンだと自称すると「女の子が可愛けりゃなんでもいいんだろ」なーんて心無いご指摘を受けることがたまにあって、まあそれは事実なんだけど、確かに高尚なジャンルかといわれると微妙で、ちょっとした後ろめたさを感じて生きてきました。ところがこみっくがーるずを見たら「なんてしょうもないことを気にしていたんだ、日常系アニメ最高じゃん」と吹っ切れました。悪いことは言わないので日常系アニメオタクは必ず見ましょう。約束だぞ。

似てるアニメ→スロウスタート(なんとなく似てます)、あんハピ♪(なんとなく似てます)

きっとこれが女子高生の普通の一般的なスクールライフ!

三者三葉

12話等。

大食い少女、毒舌少女、没落貴族少女の3人が高校に通う話です。

原作が2003年と少し古めなので、設定はかなりベタなんですが、常に想像の一歩上を行く展開をぶち込んでくるので設定とか関係なしに飽きずに見ることができます。

ギャグアニメとしてかなりよく出来ているだけでなく、没落貴族少女 西川葉子の成長記録としての性質もあります。親が実業家で、何不自由なくわがままに育ったお嬢様だった西川葉子ですが、親の会社が倒産してしまい、アニメ本編には一文無しの極貧として登場します。人格破綻者と言えるくらいわがままに育ってしまった西川葉子が、パン耳をかじる古典的極貧生活していく上で、支えてくれる周りの人間の存在とか、お金の大切さとか、そういったことに気づいていく成長記録でもあります。元の人格破綻っぷりを知っている我々はつい感極まってしまいます。

似てるアニメ→未確認で進行形(作者が同じです)

青い青い空を切り取ったような いつか絵が描きたい

GA 芸術科アートデザインクラス

12話。

高校の芸術科に通う女の子の話です。

あんまり美術の話をしないひだまりスケッチやスケッチブックと対照的に、美術あるあるや美術雑学がたっぷり描かれています。絵画の話だけでなく、工業デザインなどの幅広い美術分野に関する知識を豊富に扱っていて、美術が2だったおれにも伝わるほどの圧倒的な美術愛を感じます。

美術科といえば変人、ということで当然主要キャラクター5人が全員変人です(一見変人じゃないように見える人間もいますが変人です) 5人ともあんまり他のアニメにはいないような性格で非常に個性豊かです。変人5人がめっちゃ早口で思い思いに喋るので闇鍋みたいなテイストになっています、鍋やるべー!

似てるアニメ→ひだまりスケッチ(美術アニメです)、スケッチブック Full color's(美術アニメです)

うどんを食べるアニメは名作

スケッチブック ~full color's~

13話。

美術部に通う女の子たちの話です。

アリア社長が登場します。世間では陸ARIAと名高いアニメです。

GA芸術科アートデザインクラスがゴリゴリの美術アニメである一方で、スケッチブック~full color's~はどちらかというと、日常を彩る小道具としてスケッチブックを使っている印象です。

おれは写真やっているのでわかるんですが、写真やってる人が写真撮ってるときの目って、ふつうに生活しているときの人間とは全然違う目なんですよ。被写体になるものを探すために感度が最高になっている上に、脳内にファインダーの枠が設置されていて、どういう構図で撮影をしようかと常に考えているわけです。おそらくスケッチブックを持って身の回りのものをスケッチしまくってる人間の目もそういう目になっているはずで、スケッチブック~full color's~は、その目で身の回りを見ているときの感覚を思い出させてくれるアニメです。素敵なものを記録してやろうという心意気で周りを見てみると、普段とはまた違ったものが見えてくるんですよ。一方で、写真や絵画では一瞬しか記録できないし、全てを見たままに記録することなんてできないし、その必要もないからこそ尊い日常があるわけです。

似てるアニメ→ひだまりスケッチ(美術アニメです)、GA 芸術科アートデザインクラス(美術アニメです)

ちょっと、コンビニまで!

スロウスタート

12話。

高校受験でやらかして、高校生にして1浪になってしまった女の子が、浪人生であることを周りに言えないまま高校に通うアニメです。

浪人生だけでなく(むしろ浪人決定直後の人間に勧めていいのかはなんとも言えません)いろいろな形で人生ミスってきた人に見てほしいアニメです。おれもミスったことあるんですが、スロウスタートはおそらくそういう人にこそ刺さりまくるアニメです。

大人の立場で冷静に考えると、100年ある人生で学校に入るのが1年遅れることなんて別に大した事ではないですし、周りに黙ってる必要も無いじゃんと思っちゃうわけです。でも、当事者としては人生終わったと感じるくらいの出来事ですし、絶対に周りに悟られるわけにはいかないような重大な秘密です。そういう秘密を抱えながら、普通の女子高生として友達と一緒に何気ない楽しいことを経験しながら、浪人しちゃったけど、それはそれで悪くなかったかな、と自己を肯定していく話がスロウスタートというアニメです。

そして、当然といえば当然ですが、周りの浪人していない女子高生も、それぞれそれなりの悩みや秘密を持っています。高校浪人というめっちゃ特殊な事象を取り扱いながら、実はあらゆる人間に共通する悩みや秘密という現象について表現しているのがスロウスタートなんですよ。

ボロボロ泣けるアニメなんですが、そうでない部分についても、ハイセンスでハイコンテクストな会話が続く、超面白い日常系アニメに仕上がっています。

似てるアニメ→ゆゆ式

●●●●● ●●●●●●!

NEW GAME!

1期12話、2期12話。

高校卒業後に憧れの人が勤める憧れのゲーム会社に就職した女の子がゲームをつくる話です。

日常系というよりは主人公が仕事をしながら成長していく話のほうにウェイトが置かれています(特に2期)。職場に同い年があんまりいなくて、存在する人間関係は基本的に先輩後輩という関係ばかり、というのは会社だとよくある現象みたいですが、本作も例に漏れず、ほとんどの登場キャラクターが主人公の先輩か後輩です。そういうわけで、先輩後輩の関係を見守るのが好きな人間にはたまらないアニメになっているでしょう。憧れの人と同じ職場に勤めるという話なので、主人公の、早く憧れの人に近づきたいという想いが伝わってきて励まされるような気分になります。

そんで会社勤めを描いた作品でありながら、創作について描いた作品でもあります。特に2期がそういったテイストです。見といて損はしません。

似てるアニメ→こみっくがーるず(同じプロ創作者を描くアニメです)

忘れ物をしよう 揃わないように

のんのんびより

1期12話、2期12話等。

児童生徒が、田舎の小学校と中学校(同じ建物)に通いながら目一杯遊ぶアニメです。

「私にとって、死とはのんのんびよりが見れなくなることだ」これはアインシュタインの言葉です。

小学校と中学校が同じ建物にあるにもかかわらず、全校生徒は小中合わせて5人だけという環境で話が進んでいきます。全校合わせて数名しか児童生徒が居ないのって田舎あるあるですが、それを舞台にしているアニメって意外と他に無い気がします。

究極の環境映像アニメで、少女たちが遊んで学び、成長していく姿を眺めるというのがコンセプトです。ギャグはテンポがよくてキレていますが、雰囲気としては穏やかに進み、自然な風景で自然に泣けるアニメです。

ほぼ全てのアニメって、例えば「こういうふうに生きれば幸せになれる」とか、「こういうのが人間のあるべき姿だ」みたいな人間の作為的な意図がフィルターとして介入してくるわけですが、のんのんびよりにはそのフィルターがまったくありません。多少の演出意図はあるにせよ、基本的に、女の子が遊んで学んでるだけなんですよ。ひたすら環境映像に徹していて、余計なことを考えずに見ることが出来ます。おれたちにものんのんびよりみたいな時間はきっとあったけど、過ごした時間は今でも失われていなくて、のんのんびよりで泣くことが出来るというのがその証拠です。

のんのんびより ばけーしょん感想&考察 実は主人公はれんげです

劇場版も最高です。にゃんぱすの実践をしましょう。

似てるアニメ→ふらいんぐうぃっち

お前がそう思うならそうなんだろうな、お前ん中ではな

ひだまりスケッチ

1期12話、2期13話、3期12話、4期12話、OVA等

高校の美術科に通う女子高生が、セキュリティーガバガバアパート「ひだまり荘」で一人暮らししながら美術の勉強をするアニメです。

きららアニメの創始者です。たいていの日常系アニメはひだまりスケッチの影響を受けている気がします。「登場人物が元気にオープニングを歌う」「作詞が畑亜貴」「エンディングはしっとりとした良い曲」「ほぼ女の子しか出てこない」「女子高生が他愛もない会話」「攻撃的な発言があんまりない」「たまに良い話や泣ける話」みたいな要素の集合って多分ひだまりスケッチが最初ですよね。

日常系アニメブームの火付け役、きららアニメの原点であり頂点、表現もストーリーも一流ですので、もはやおれが言うことはないんですが、個人的には画面がパッパッと変わる楽しげな演出がとても好きです。(作画の良し悪しの話ではなく)画面の楽しさにここまで凝っているアニメって無いんじゃないでしょうか。音楽も良いですし、背景に実写が入ってくるのも好きです。美術アニメである一方で、ひだまりスケッチがそういった単体の芸術作品みたいになっているわけです。

先輩たちが卒業するシーンが死ぬほど泣けるのは言うまでもないことです。5期やんねえかな。

似てるアニメ→GA 芸術科アートデザインクラス(美術アニメです)、スケッチブック~Full color's(美術アニメです)

大きく吸ってせーのっ!

ひなこのーと

12話。

緊張すると棒立ちしてカカシみたいになってしまう女子高生が、高校の演劇部で演劇をする話です。

設定はともかく、作風は王道部活日常系アニメそのものなんですが、キャラクター一人一人に奥深い優しさが感じられてとても好きなアニメです。

似てるアニメ→ご注文はうさぎですか?(なんとなくわかってくれると思います)

20度で200分!

ひなろじ ~from Luck & Logic~

12話。

人間の少女が異世界人と合体することで強大な武力が手に入る世界。少し前までは外敵を迎え撃つことに武力を使っていたけど、世界が平和になって、力をどう使えばいいかわからなくなってしまった少女たちは、どう力を使い、どう成長するのか?

日常系アニメには2種類あります。同級生目線で見る日常系アニメと、親目線で見る日常系アニメです。ひなろじは、親目線日常系アニメの最高峰です。

ひなろじはいろいろな要素がてんこ盛りなアニメで、感想を言い始めたら1万文字では足りないのですが、このアニメのテーマを一つだけ言え、と言われたら、「夢」になるんじゃないかと思います。平和で豊かな時代、何にだってなっていいからこそ将来を決めるのが難しい。そういう時代に、少女たちが自分で夢を見つけて、それを少女たちが語るんすよ。夢を見つけて語るだけならよくあるアニメなんですが、自分が何をしたらいいのかわからないときの苦悩とか、夢を決めるまでの心の動きとか、夢を周囲に語るときの躊躇いとか、そういう心の動きを100点の描写力でビッチリ描写するのがひなろじというアニメです。そこまでされちゃったら親目線になっちゃうじゃないですか、最高ですよ。

まだひなろじを見ていない人間って、4話を、6話を、9話を、10話を、12話を、そして11話を新鮮な気持ちで見ることができるわけでしょう?本当に羨ましいことです。

ラクエンロジックというアニメのスピンオフだからなのかあまり見る人が居ないらしく、日常系アニメとしても知名度がめっちゃ低いんですが、元ネタのラクエンロジックを知らなくても全く問題なく楽しめます。実はおれも元ネタ見てないです。知名度は低いけど絶対見てほしいアニメです。頼んだぞ。

似てるアニメ→あんハピ♪(いろいろと結構似てると思うんですがイマイチ共感してくれる人がいません。)

UMAじゃないよ

干物妹!うまるちゃん

1期12話、2期12話等。

家に帰るとダメダメオタクになってしまうのに学校だと品行方正容姿端麗成績優秀を装っている女子高生の話です。

主人公の「コーラとスナック菓子買い込んで家でひたすらアニメ鑑賞」みたいなオタクムーブが共感できて好きです。

似てるアニメ→ガヴリールドロップアウト

ワン!

ふらいんぐうぃっち

12話。

魔女見習いの主人公が、青森で魔女の修行しながら穏やかに暮らすアニメです。魔女の修行はわりと片手間でてきとうにやっている感じです(てーきゅうがテニスしないのと同じ) 戦闘はまったくありません。

作風はというと、穏やかの一言です。穏やかさで言えば、ふらいんぐうぃっちと勝負できる日常系って、のんのんびよりくらいじゃないでしょうか。そのくらい穏やかなアニメです。じゃあ何も起こらない、環境映像みたいなアニメなの?と言われるとそんなことは全然なく、むしろ他の日常系アニメよりイベントは多く、そして強烈です。魔法で作ったお菓子でなんの罪もないおじさんの頭がおかしくなってしまったり、魔術薬であんまり罪がない女性が永久的にケモ化したりと、かなりハードなイベントが毎秒起こります。ところが、アニメとしては史上かつてないくらい穏やかな雰囲気で話が進んでいくわけです。穏やかさと強烈なイベントをどうやって両立しているのかまったく謎な、今まで無かったタイプの不思議なアニメです。

そんで、穏やかな雰囲気も魅力の一つなんですが、なによりも、日常系なのに魔法という非日常的極まりない存在が登場して、それがあくまでも日常に彩りを与える小道具として役割を果たしているというのが良いです。花火が日常に彩りを与えるように、魔法も日常に彩りを与えるんすよ。

似てるアニメ→ARIA、のんのんびより

ラブコメの波動を感じる

未確認で進行形

12話等。

主人公の女子高生が、許嫁ということになってるらしい謎の男子高校生と同居する話です。

同居するんですが男女間のエロい話は全くなく、男子高校生はおれたちみたいに人畜無害な男で恋愛要素もほぼ無いので安心して見ることができます(とはいえ恋愛要素がちょっとでも入ってくるとダメになってしまう人には微妙かもしれません)

日常系アニメって、一度主人公グループの人間関係が構築されてしまったら、後はあまり話や人間関係が動かないというのが普通ですが、未確認で進行形は話が進むにつれてジャブジャブ登場人物が増えて、ネタバレになるので言えませんがいろいろな要素が追加されていきます。日常系アニメには珍しいタイプの忙しいアニメです。それでいながら日常系の穏やかな雰囲気を保っているのはなんとも奇妙です。文句なしに面白いので、男が出てくるとダメになってしまう人じゃなければ見ましょう。

似てるアニメ→三者三葉(作者が同じです。)

斎藤が円盤100枚買うから2期が確定しているアニメ

三ツ星カラーズ

12話。

女子小学生の3人が上野の平和を守る正義の組織「カラーズ」で活動する話です。

女子小学生の3人を無理にいい子っぽくせず、小学生の小学生らしさをそのまま活かした作品になっています。

小学生が大人たちに見守られて楽しく遊ぶ一方で、大人たちも実は小学生に見守られているという構図になっているのが好きです。

不良警察官の素行を監視するオンブズマンとして小学生3人にはこれからも頑張っていただきたいです。

似てるアニメ→苺ましまろ

あはは あはは あはははは

みなみけ

1期13話、3期13話、4期13話等。

南家3姉妹の日常を淡々と描いたアニメです。

小学生の三女、中学生の次女、高校生の長女の3姉妹の話なのでそれぞれの学校に人間関係があります。

三姉妹の家が三姉妹の学校の友人たちの溜まり場になっているので、「三女と三女の小学校の友達」みたいな関係の他に、「三女の小学校の友達と長女の高校の友達」みたいな人間関係も存在します。したがって無数の人間関係があります。これだけ登場するキャラクターが多くて、なおかつキャラクターそれぞれがちゃんと絡んでいるのってみなみけくらいしかないんじゃないでしょうか。

みなみけの良さといえば、レトリックを駆使したハイコンテクストな会話が淡々と続く、独特な雰囲気です。言葉数が少なめな登場人物が繰り広げる面白おかしくも耳障りのよい心地いい会話は、アニメにしろ原作にしろずっと見ていることができます。ハードボイルドなおじさんがタバコ吸いながらジョークを言ってる感じといえばわかっていただけるでしょうか(そんなかっこいい感じではないですが) みなみけの作中で行われている会話が小学生くらいの頃からめっちゃ好きで、ずっと見ているから心地よいのか、心地よいからずっと見ているのか自分でも判断がつかない状態になっています。

それはそうと小学生くらいの頃から見ているので今となっては南春香が年下だという事実に驚きを禁じえません。

みなみけ5期がほしいのはもちろん、同じ作者の「そんな未来はウソである」もアニメ化しないかなあと常日頃から思っています。

似てるアニメ→今日の5の2(同じ作者です)

泣いて笑ったPrecious days

ヤマノススメ

1期13話(5分アニメ)、2期24話(15分アニメ)、等。3期12話(15分アニメ)

登山をする女子高生たちの話です。

1期が5分アニメ、2期が15分アニメなのに2クールという謎の作りになっています。

1期も良いんですが5分アニメなのですぐに終わってしまうため本番は2期という感じです。2期は15分アニメですが、尺が短いだけあってテンポよく話が進んでいくので、毎話退屈しません。

近所のちょっとした山や高尾山から始まって、2期の最後のほうでは森林限界を超えるような高山に挑戦するようにまでなります。

登山の楽しさや歓びを描いた趣味モノのアニメである一方、山での失敗や挫折から発展する友情を描いた、日常系アニメとしてもめちゃくちゃレベルが高い作品です。

主人公とその幼馴染が仲良すぎるので百合アニメに片足突っ込んでいる形になっています。

日常系アニメオタクはもちろん、登山に興味がある人にも見てほしいアニメです。実はおれも登山するんですが、おれが登山を始めた時期にたまたまヤマノススメが放送されていたので、結構いろいろなことを学ぶことができました。「ロードレース用のボトルを持っていくと便利」みたいな裏技情報も入手できます。趣味アニメとしても日常系アニメとしても完成されたアニメです。

似てるアニメ→ゆるキャン△

ゆずちゃん!ゼブラゼブラ!

ゆゆ式

1期12話、OVA1話。

女子高生三人が、高校の情報処理部を私物化して部活で雑談しまくるアニメです。

学生時代、妙に仲が良いんだけど、会話を聞いてると、彼らにしかわからない謎な話ばっかりしてる友達グループっていたじゃないですか。あれを映像化したのがゆゆ式です。

そんなん見て楽しい?って思うかもしれませんが、それはそもそも根本的に考え方がおかしくて、ゆゆ式を視聴するという行為は、3人を観察する行為ではなく、3人の友達になるという行為なんです。

最初はゆゆ式を見ていても、登場人物が何言ってるのかよくわからなくて、なーんだこのアニメ、意味わかんね、って思い、戸惑うかもしれません。ところが、何話か見ていくと、3人が言っていることの意味や、発言の意図がわかるようになってきます。このとき、おれたちは3人と友達になれるのです。そこから先はもう楽しいだけで、アニメを見ているだけなのに、内輪でしか通じない冗談を言ってそれが伝わったときのような楽しさと心地よさを体験することができます。ツーと言えばカー、日本の合言葉です。何言ってるかわからないかもしれませんが、そういうことなので3話あたりまでご視聴をお願いします。

発言が一々心地よいというのも、おれがゆゆ式が好きな理由の一つです。高校の頃、ことあるごとにジョジョのセリフを言っていた人間っていたじゃないですか(いたよね?)あれって、ジョジョのセリフのセンスがなんか良くて、つい言ってみたくなる、そういう心地よさがあるから言ってしまいたくなるわけです。ゆゆ式のセリフもそういうところがあって、周りの人がだれもゆゆ式を知らないから言わずに耐えているだけで、ゆゆ式がジョジョくらいの知名度を持っていたら、おれも「ぐねっとくもんだね」「タオルタオルすきすき」「なんつってっつっちゃった」とか常に言っている人間と化すことでしょう。おれが自我を保てているのは周りの方々がゆゆ式を見てくださらないお陰です。

そういうわけで15周は見たアニメです。みなさんも15週見ましょう。

松本頼子さんは横領しているパソコンを速やかに学校に返却してください。

【ゆゆ式】はたして櫟井唯は本当に天才なのか?【徹底検証】

そいでOVAが最高でした。迷ってんなら本編より先にOVA1話だけ見ちゃってもいいかもしれません。アマゾンプライムビデオで視聴できます。

似てるアニメ→スロウスタート(会話の雰囲気が似てる気がします。イベントスチル、みたいなワードが伝播していく感じ、めっちゃゆゆ式っぽくないですか?)

きっと、そらでつながってる。

ゆるキャン△

全12話。

山梨に引っ越してきた女子高生各務原なでしこが、ひとりキャンプ大好き少女志摩リンの影響でキャンプを始める話です。

ゆるキャン△の新感覚なところは、時間の経過がめっちゃ早く感じるというところです。ほぼ全ての日常系アニメって、良くも悪くも放送時間の30分がかなりゆっくり感じられ、尺は30分なのに、30分から40分くらいアニメを見ていたように感じるわけです(別にこれは悪いことではありません) 一方で、ゆるキャン△は、30分が15分くらいに感じられるんですよ。エンディングが流れるたびに、エッ今回もう終わり!?とびっくりします。じゃあイベントを詰め込みまくってテンポを早くしているのか、というと、全然そんなことはありません。むしろイベントの密度はかなり小さめですし、BGMも穏やかなものばかりで、他の日常系アニメ以上にリラックスしながら視聴することが出来ます。ただ見終わったときにはなぜか15分くらいに感じているというわけです。ゆるキャン△を見ているときなぜ時間の経過が早く感じるのかは、現代物理学をもってしてもまったく解明されていません。めっちゃ革新的な日常系アニメです。

ゆるキャン△の凄さって、あらゆるキャンプの形を肯定しているところなんですよ。ゆるキャン△は、ひとりキャンプ大好き少女がキャンプ初心者の主人公と一緒にキャンプをする話ですが、ふつうの人間だと「ひとりキャンプばっかりやってたけど友達とキャンプしてみてやっぱり一人じゃなくて友達と一緒のほうが楽しいということがわかりました」という形にしまいがちです。一方でゆるキャン△は、友人とキャンプするのも楽しいっちゃ楽しいけど、ひとりキャンプはひとりキャンプとして楽しいものなのでどっちもやろう、という形に着地させます。一人も複数人も、どっちも肯定しているんですよ。さらに、キャンプ場でスマホばっかいじるのも、ワイワイするのも、一人で静かに読書するのも、タブレット使って映画上映するのも、カップ麺食うのも、凝った飯作るのも、焚き火するのも、しないのも、全部楽しそうに描いているんですよ。普通、たとえば「キャンプ場では電子機器なんて触らずに自然の声に耳を傾けよう!」みたいな説教臭い押し付けがましさを何らかの形で出しちゃうわけですが、ゆるキャン△にはそういうのが一切ありません。あらゆる様式のキャンプを肯定的に、楽しそうに描いているわけで、完全にストレスフリーで見ることができます。

さらにすばらしいのがBGMです。おれはゆるキャン△のサウンドトラックを持っているんですが、ずっと聞いていてもまったく飽きません。心が落ち着くのに陽気な気分になる不思議な曲が大量に収録されています。BGMだけでキャンプ行った感を体験できるんですよ。あらゆるアニメをBGMの良さだけでバトルさせた場合、おそらくゆるキャン△は優勝候補の一つに入ってくるでしょう。曲自体も素晴らしいんですが、流すシチュエーションやタイミングも素晴らしいです。その上、すばらしいBGMに頼りっぱなしではなく、あえてBGMを流さない無音を活かした演出までできるときたもんですから、ゆるキャン△の音響はもはや神の領域に到達しています。それはそうと、劇伴の作曲担当である立山秋航氏が、けものフレンズに続けてゆるキャン△でも3分クッキングのパロディ曲を作らされているのがクソ面白いです。

おれは山梨県民なんですが、山梨県民として好きなところは、「見えないと思ってた富士山が突然見える」表現です。山梨とていつでもどこからでも富士山が見えるわけではありません。そんで山梨に住んでると「ここからじゃ見れないだろう」「この天気じゃ見れないだろう」と思っていたときに、ふと雄大な富士山が見えて感動、ということが1ヶ月に1回くらいはあるんですが、そのときの感動を映像と音楽だけで表現しているのがゆるキャンというアニメです。劇中で富士山が見えるたびに「ああ山梨ってこうだよな」と思えるパーフェクト山梨アニメ、それがゆるキャン△です。叩かれるかもしれませんが言っちゃいます。はっきり言ってゆるキャン△は山梨のプロモーションビデオです。

似てるアニメ→ARIA、ヤマノススメ(アウトドアアニメです)

革命起こして卒業

ゆるゆり

1期12話、2期12話、3期12話など。

女子中学生が茶道部の部室を占拠し、ごらく部と称して団らんをする話です。

女の子があんまり気を使わずにフランクに喋るのが良いです。高校生くらいになっちゃうと、友達相手でもなかなか、「歳納京子ォーーー!!!!」とか言って他人を呼び捨てで怒鳴れないじゃないですか。おれみたいなクソつまらない大人って、仲いい相手でも「歳納さん、あの、言いにくいんですが、、」みたいになっちゃうわけですよ(ゆるゆりにはそういうキャラクターもいますが)。怒りたかったら怒る、バカにしたかったらバカにする、ゆるゆりのコミュニケーションってそういう素直なコミュニケーションなんですよ。良いですよね。

似てるアニメ→けいおん!(似てる気がします)

さあ始まるザマスよ

らき☆すた

24話。

オタク女子高生が日常生活を送るアニメです。

オタクあるあるみたいな話がたくさん出てきます。2007年の作品なのでだいぶ時代を感じる会話も多く、ついノスタルジーを感じてしまいますが、大部分は現在でも素直に笑える内容です。今10代のオタクがどう感じるかは不明ですが今20代以上であれば当時と変わらず楽しめると思います。

似てるアニメ→無し

ごきげんよう!

わかば*ガール

13話(10分アニメ)

将来の夢は女子高生、というお嬢様が高校に通って女子高生っぽいことをするアニメです。

きんいろモザイクと同じ原作者です。作風もどことなくきんモザっぽくて好きです。

癖が無くて誰でも楽しめる良いアニメです。10分アニメなのでサクッと見ちゃいましょう。

似てるアニメ→きんいろモザイク(同じ作者です)、こみっくがーるず(必ず見ましょう)

以上です。

てきとうに追記するかもしれません。

せろりんでした。

日本霜降社のTwitterをフォローして新着記事を読もう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す