トラックボールのメリットって何?トラックボールガチ勢が解説

せろりんです。

同じオフィースの仕事ができていつもキラキラ気になるアイツがマウスみたいな感じで使ってるあのボールの付いたメカは一体何? と疑問に思ったそこのアナタ、そのメカ、つまりトラックボールこそがアイツのキラキラの源です。

トラックボールは基本的にはマウスより使いやすいし、使っていて疲れにくいです。いままで20種類以上のトラックボールを購入してきた生粋のトラックボーラーのおれがトラックボールの良さを解説していきます。

トラックボールは超省スペース

家でいろいろ作業していると机がこういう状態に陥ることってありますよね。これがスワップ(PC用語)です。

こうなっちゃうと、もはやマウスではろくに操作ができません。刃物や熱いモノもあるので危ないです。片付けろよって話ではあるんですが、折れた机の脚を応急処置している作業の最中なので片付けるわけにはいきません。でも作業しながらインターネットはしたいわけです。

そこでトラックボールです。トラックボールは、上についているボールを動かすだけでマウスポインタを操作できるので、机がいくら汚かろうが、最悪机がなかろうが快適にカーソル操作が出来ます。本体を動かすこと無く、ボールを回すだけで無限にカーソル移動ができます。

俺はお前と違ってそんなに机汚くねえんだよ、と仰るかもしれませんが、こんな状態じゃなかったとしても、机やマウスパットが小さくてマウスをあまり動かせなかったり、マルチモニターや4Kモニターなどの広いモニター環境を使っていてマウスをたくさん動かす必要があったりすると、何度もマウスを持ち上げて同じ動きを繰り返さないといけなくてムカついてしまいます。

トラックボールなら、うちのクソでかい4Kモニターであっても、ちょっと力を入れてボールを転がせば端から端までひとっ飛びです。

トラックボールはマウスと違って机がなくても操作できるわけですが、実際、ベットの上や太ももの上にトラックボールを載せて操作している人は結構よく見かけます。

ベット用にトラックボールを購入して、そしてそのままトラックボール信者になって机の上でもトラックボールを使うことになってしまうというのはよく見る光景です。

腕や肩を動かさなくて良い

トラックボールがボールだけを転がしてポインタ操作をするデバイスである一方で、マウスはマウス全体を動かしてポインタ操作をするデバイスです。

マウス全体を動かすということは手首を動かすということです。手首を動かすということは腕を動かすということだし、腕を動かすということは肩を動かすということです。

これはまずいラーメン屋によく貼ってある謎の標語「考えが変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、・・・」みたいな詭弁ではなく、実際マウスを大きく動かすとちょっと肩が動きます。パソコンをいじっている間、ずっと肩を動かしていたらそりゃあ疲れます。

ほとんどのトラックボールは、肘と手首を机に固定した状態で指先だけを使って操作できるので、肩なんて動かないし、手首も腕も動きません。正直に告白すると、おれは肩こりしない人間なので真偽は不明ですけど、トラックボールは肩こりに効果があると言われております。

腱鞘炎対策に

毎日毎日何時間もマウスを使っている人間の中には、手首をやらかして腱鞘炎になる人は多いです。腱鞘炎を予防するために、そして腱鞘炎になってしまったときの痛みを回避するためにトラックボールはおすすめです。

トラックボールは指先だけで操作できるので腱鞘炎になりにくいと言われています。

おれはマウス腱鞘炎になったことがないし、トラックボールを使っているからおそらく今後もマウス腱鞘炎にはならないと思うので実際のところどうなのかは不明ですが、世間ではトラックボールは腱鞘炎対策に効果があると言われています。マウスで腱鞘炎になってしまったり、なりかけてしまっているのなら、マウスとは違った手の動かし方で操作をするトラックボールを試してみるのは一つの手です。

おれは腱鞘炎になったことがないので本当にトラックボールに腱鞘炎予防効果があるのかは知りませんが、世間でそのように言われているということはそういうことなんでしょう、俺が信じるお前でもない、お前が信じる俺でもない、お前が信じる世間を信じろ!

左手や足でも使えるぞ!

トラックボールの中には、形状が左右対称のものや、左手用に設計されたものもあります。そういった機種であれば、左利きの人が左手で使うことも、右利きの人が左手で使うこと可能です。どっちの手でも使えるマイノリティの味方、ユニバーサルデザインの権化、それがトラックボールです。もちろん右利き専用のトラックボールもあります。

利き手じゃない手でトラックボールを使うと何が良いかというと、利き手じゃない手でパソコン操作をしながら、利き手でメシを食う、書類を書く、スマホをいじる、みたいなことができるということです。あとは利き手が肩こりや腱鞘炎で使い物にならない場合なんかにも有効です。

こいつが我が家にあるシンメトリーなトラックボールの代表、ケンジントン製 Expert mouseです。

そんで、めったにやってる人はいないと思うんですが、トラックボールを足で操作する人もいるらしいです。足トラックボールと言うらしく、慣れれば足でポインタ操作しながら手羽先食べたり両手でタイピングしたりできるらしいです。確かに快適だろうなあとは思います。

で、おれも昔、足トラックボールをちょっとだけ試してみたんですが、慣れることが出来なくて全然ダメでした。足トラックボールはだいぶムズいですが我こそはという方は試してみましょう。

ダメなところもあるぞ

いいとこばっか言ってもしゃーないので、微妙だなと思うところについても触れておきます。おれはダメなところを差し引いてもトラックボールのほうが圧倒的に使いやすいと思うのでトラックボールを使っていますが、用途とか性格によっては今まで通りマウスのほうがいい場合もあるでしょう。

ダメなところ1 慣れるまで使いづらい

人類はマウスに慣れすぎているので、トラックボールは慣れるまでは使いづらいです。慣れないうちはイマイチ思ったところにポインタがいかないので正直ムカつきます。

ムカつかない程度にぼちぼちポインタ操作ができるようになるまで慣れるのにおよそ数時間、慣れて良さがわかってくるまでにおよそ10時間以上の操作が必要です(個人差はすごくあります)

非常にもったいないことに、慣れるまでの数時間、あるいは十数時間に耐えきれずにトラックボールを窓から投げ捨ててしまう人はたまに居ます。非常にもったいないことです。トラックボールが使いにくいと思ったら、「トラックボール 使いにくい」で検索したときに一番上に出てくる神サイトを読んでみましょう。

慣れるまでは使いにくいので、それなりのイニシャル精神コストが必要です。そのへんは覚悟しないといけません。イニシャル精神コストがデカいので、1日20分とかそのくらいの短時間しかパソコンをいじらない人が導入してもランニング精神コストで元が取れなくて微妙かもしれません。トラックボールは一日何時間もPCを操作する人にこそおすすめです。

ダメなところ2 細かい操作がやりにくい

トラックボールはボールをガシャガシャ動かして勢いでポインタ操作をするデバイスです。したがって、細かい操作がやりにくいです。

「トラックボールは細かい操作がやりやすいぞ」って言っているネット記事はたくさんありますが、お前嘘つくなよって思います。ノリと勢いで適当にボールを転がして操作するトラックボールが、でかくて重い本体を腕全体使って動かせるマウスに精密さや素早さで勝てるわけがありません。

エクセルのグラフのちっこいツマミをドラッグする、みたいな細かい操作をしようとするとちょっとだけ神経を使います。ただしエクセルを使っていても、こういうシチュエーションはめったに無いので、普通の事務用途だったらメリットが余裕で勝ちます。でも画像編集や動画編集やCADなどのグラフィカルな用途だとかなり微妙だと思います。

あとゲームにも向きません。ゲームといってもいろいろあるのでジャンルにもよるとは思いますが、素早く正確なマウス操作が要求されるゲーム、例えばFPSはメッチャやり辛いです。トラックボールを使うと信じられないクソ雑魚エイムと化します。「君、悪いけどクランやめてくれないかな、遊びじゃないんだよね・・・・・」おれはクランやめたくなかったのでFPSやってた頃はマウスも用意していました。

全ての操作をトラックボールオンリーでやる必要はまったく無いので、細かい操作や素早さが求められる操作をする人はマウスも併用すると良いと思います。

ダメなところ3 人間と機種との相性がある

トラックボールはいろいろな形状のものがいろいろなメーカーから発売されています。形状がいろいろなので、性格や手の大きさや手の形状によって合う合わないがあります。

もちろんマウスにだって合う合わないはありますが、トラックボールはより相性問題が顕著に現れます。おれはいろいろトラックボールを買い漁っていますが、これ使いにくいなあって思う機種とか、これ世間の評判いいけどおれには合わないなあと思う機種はたまにあります。

単純にロクでもない設計のダメなトラックボールも存在するのですが、定番と言われているような品質の良い機種であっても、人によって合う合わないは存在します。

手に合わない機種を買ってしまう可能性がある、というのはトラックボールのよくない点の一つです。トラックボールはまあまあ高価なので、ハズレを引くとショックがデカいです。

ダメなところ4 メンテナンスが面倒

ほぼメンテナンスフリーで何も考えずに使える光学式マウスと違って、トラックボールはそれなりの頻度でメンテナンスをする必要があります。ボールを本体から外して支持球と呼ばれる部品にこびりついた汚れを取る作業(所要時間10秒程度)や、ボールをアルコールや水などで拭いて汚れを落とした後に潤滑油でコーティングする作業(所要時間1分程度)が、汚れのたまる度に必要になります。メンテ頻度は人それぞれですが、おれみたいにPC机で飯を食べながら使わない限りはそんなに汚れがたまることはないです。通常は数週間から1,2ヶ月に1度くらいの頻度でメンテナンスをすれば十分です。マウスだって、ホイールにこびりついた汚れをとったり、底に付いた汚れを拭き取ったりする動作は必要なので、そこまで気にする必要もありません。おれは気分転換だと思って喜んでメンテナンスをやっています。メンテ方法は「トラックボール メンテナンス」でググると一番上に出てくる神サイトの神記事を読みましょう。アドセンスクリックお願いします。

おすすめ機種は?

ここに乗っている機種は全部所有したことがあるもので、心からおすすめできる機種だけを載せています。俺のアフィリエイトは良いアフィリエイト、アドセンスクリックお願いします。

エレコム HUGE

エレコムのHUGEです。現行機だと右手で使うならこれが一番使いやすいと、個人的には思います。形状とボタンの配置が最高です。ボールのサイズもかなりデカイので、細かい操作がトラックボールにしてはやりやすいです。ボールサイズがデカいのは正義です。

HUGEという名前の通り、ちょっとデカいので女性など手が小さめの人には使いづらいかもしれませんが、成人男性の平均的な大きさの手を持つおれは余裕で使えます。良くない点としてはスクロールホイールの品質が最悪です。質感が安っぽすぎるし、ホイールクリックが重いです。ただ我慢できないほどでは無いですし、使っているうちにマシになっていきます。我慢しましょう。

HUGEは有線の機種と無線の機種があります。無線の機種はAmazonで4600円くらいです。値段はタイミングによって変わるのでAmazonで確認してください。無線のほうが絶対におすすめなので、無線のほうを買いましょう。詳細レビューは「エレコム HUGE ホイール レビュー」でググると一番上に出てくる神サイトを御覧ください。

エレコム DEFT

エレコムのDEFTです。ボールが小さいので細かいカーソル操作はHUGEよりはやりにくいですが、HUGEと違ってサイズが小さいので、片手で包み込みながらすべての操作ができる感覚が気持ち良いです。

無線モデルと有線モデルがあります。無線モデルはAmazonで3000円前後で売られています。この安さも魅力です。買うなら断然、無線がおすすめです。初心者で予算もあんまりないけど多機能でボタンが多いトラックボールがほしい人とか、ノートパソコンと一緒にトラックボールを持ち運びたいという人におすすめです。詳細レビューは「エレコム DEFT レビュー」でググると一番上に出てくる神サイトを御覧ください。

良いトラックボールではあるんですがボールの品質がイマイチなのが玉に瑕です。34mm径のボールであれば互換性があるので、M570のボールやエレコムやペリックスが売っている替えの球も購入するといいと思います。ただしDEFTに最初から付いてくる球はほかのトラックボールでは基本的に使えません、DEFTのボールは何故か他社のトラックボールのセンサーが検知してくれないんですよね。

ロジクール M570

logicool M570 Wireless Trackball  https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/m570 より

昔使ってたM570です。 超定番トラックボールです。トラックボールが10台売れたとすると7台はコイツなんじゃないかってくらい売れています。

親指操作なので、親指1本でカーソルを動かす感覚が気持ち良いです。人差し指でボールを操作するタイプとはまた違った良さがあります。親指操作タイプは人差し指操作タイプと比較して精密な操作が苦手な一方で、直感的にスピード感のある操作ができる気がします。直感的に操作ができるので、FPSやっていても、人差し指トラックボールだとキルデス0.3くらいだったのがM570だと0.6くらいになった記憶があります。迷惑かけてすまん。

さらにボタン配置が普通のマウスと同じなのでとっつきやすくて良いです。マウスユーザーでもわりとすぐに慣れることができます。ただし、ボタンが5個しかないのとホイールがチルトに対応していないので、機能的にはいまどきのマウスとしてはさすがに残念です。

難点としては、耐久性が激ザコということです。1年も使っているとホイールがぶっ壊れたり、筐体を握ったときにギシギシ言うようになったりします。おれのM570は3年で3回ぶっ壊れました。電池ボックスの裏蓋なんかもすぐ割れます。裏蓋なんて割れても普通に使えるから別にいいんですが、すぐ割れるので我が家のM570は3台とも裏蓋が割れています。数千円もするマウスなんだから正直もうちょっとガッチリ作ってほしいです。

ところがどっこいロジは神保証で有名で、保証期間の3年以内であれば、トラックボール壊れたぞコラとメールするとワンパンで新品を送ってくれます。そのへんの神保証が存在することを考慮するととても良い機種だと思います。正直言って初心者はこれを買っておけば間違いないと思います。形状設計が秀逸すぎます。もっとボタン数が欲しい人や耐久性が欲しい人は、上位機種のMX ERGOを買ったほうが幸せになれるかもしれません。ただしおれはMX ERGOを使ったことがないので実際どうなのかは知りません。

M570は無線モデルのみの販売で、Amazonで4000円前後です。ちなみに上位機種のMX ERGOは8000円ちょいしますが、ケーブル脱着可能なので有線接続もできます。有線厨はMX ERGOを買いましょう。親指トラックボールは無線のほうが絶対に快適だと思いますけどね。

とりあえず初心者で失敗が怖い人はM570買っときゃ間違いありません。金に糸目なんざ付けねえぜって人はMX ERGOを買えば間違いないかもしれません。

Expert Mouse

ケンジントンロックで有名なケンジントン製のトラックボールです。こいつは現行のトラックボールの中で、ボールがダントツでデカいです。なんてったって直径55mmもあります。先程のHUGEが52mm、DEFTやM570tが34mmであることを考えるとかなりデカいです。

ボールがでかいと使っていて楽しいですし、細かい操作もしやすいです。ボールが小さい機種にもそれはそれでメリットがあるんですが、やっぱりトラックボールの醍醐味は大玉だぜ、って思わせてくれる良い機種です。

ケンジントン製のトラックボールはおしなべて機能の割に値段が高いんですが、そのぶん工作精度が良くてとてもなめらかにボールが動きますし、ボタンの押し心地も死ぬほど良いです。すぐにボタンがギシギシ言うようになるロジやエレコムは見習ってほしいです。ボールがでかいし、回転もなめらかなので、細かい操作がやりやすいです。エクセルのセルの端も余裕でつかめます。

ホイールクリック(中ボタン)が無いのと値段が高いのが致命的にダメなので正直普通の人にはおすすめはしませんが、ホイールクリックなんて要らないという人や、左手で使いたい方にはおすすめです。

有線版がAmazonで8500円、最近出た無線版が9500円くらいです。値段が高いわりにボタン数がしょぼいのであんまり安易に初心者にはおすすめできない感はありますが、フィーリングの上質さはピカイチです。足や左手で使いたいならこいつ一択かなと思います。

トラックボールを使ってみよう

てことで、トラックボール最高です。是非ともトラックボールを爆買いしましょう。そんでトラックボールを使って仕事がデキる男になって勝ちまくりモテまくりの実践をしましょう。勝ちまくりモテまくりの世界で待ってるぞ!

せろりんでした。

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