どうも、河白です。
こちらの記事冒頭で愚痴っぽくWP5の「Gutenberg」をディスったのですが、色々調べてから実際に使ってみると意外と使いやすい…。
手のひらクルックルですが、過去のぼくが無知だっただけだ…許せ……。
Gutenbergの特徴は「ブロックを積み上げるように記事が書ける」という点です。
要は、より感覚的に記事が作れるようになった、ということですね。
旧エディタはHTML・CSSの知識やWPショートコードについても知っておかないといけないほど、初心者にあまり優しい設計ではありませんでした。
Gutenbergはブロック毎に、テキストや画像、動画、表などの役割を与えられて、さらにブロック単位で自由に移動することができます。
ボタン一つで、ここは文字!ここは画像!
やっぱこれは上に移動!とドラッグしてみる…みたいな。
当初のぼくは、
- この文章の下にスキマがほしいなあ。
- 「style=”margin-bottom:100px;”」…っと。
- なんでブロックじゃなくカスタムHTMLに勝手に切り替わるんだ?
- しかもこれ、全体をHTMLで編集するんじゃなくて、ブロック単位でしかできないのか!
- 前までは「HTMLで編集」で全体を見ながら好き勝手いじれたのに…不便
という感じで不満を感じました(#^ω^)
でもそれは、自分がGutenbergについて全く無知だったせいなのです。
ブロックには役割を与えられる…と説明しましたが、これはフォーマットとして用意されています。
ぼくの不満の発端であるスキマも、「スペーサー」というフォーマットとして用意されています。
他にもいちいちCSSだのなんだの触らなきゃいけなかった、装飾された記事リンク(ブログカードってやつ?)とか、動画・音声・その他データファイルなども簡単に設置できます。
ボタンひとつで。
めちゃ楽ですよね。
「ブログ初心者でもリッチな記事がかける」と豪語しているのも納得です。
ただ一つ難点なのは、過去記事を作り直すのがクッソめんどくさいということ。
このGutenbergは旧エディタはおろか、他のCMS・ブログサービスでは見られない特殊な形式なので、過去記事を全部Gutenbergに合わせるとなるとかなり大変になると思います。
とりあえず弊社はそんなに記事ないので地道に編集していきます…。
そんなGutenbergですが、実際・使いやすいです。
何回も言いますけど、簡単にリッチな記事がかけるので、コードで装飾だのコンテンツ設置するだのしなくて済む分、時間短縮につながるしね。
ただ、一般ユーザからすると自由度が増えたと感じますが、開発者からすると記事単位での編集がしにくくなって逆に自由度減ったように感じるんじゃないかなと思いました。
私は前者です。プロでも何でもないので。
ちなみに。
Gutenberg化されても「Classic Editor」というプラグインをインスコすると、旧エディタで記事を編集できるようになります。
よく考えずにアプデしてしまって、さらにどうしてもGutenbergが好きになれないうっかり太郎さんはどうぞ。
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