ヤマノススメ聖地巡礼登山!大月市の岩殿山に登ったよ~

せろりんです。

山梨県の大月市に岩殿山って山があります。アクセスが良いわりに変化に富む山で、それでいてそんなに登頂が大変じゃない、という三拍子そろった山でした。

でしたが、最近ヤマノススメ(原作)に登場し、ついにアニメ聖地というステータスも加わって三拍子が四拍子になりました。素晴らしいですね。山が楽しめて聖地巡礼も楽しめるわけです。

おれは岩殿山に合計15回くらい登頂しているんですが、ヤマノススメに登場したのを見てまた行きたくなったので行ってきました。

※岩殿山はそこまでハードな山ではありませんが、落ちたら良くて大怪我最悪死亡みたいな危険ポイントが数箇所あります。初心者だけで登らないようにしましょう。低い山ですが山は山なので道に迷ったらヤバいです。迷っても良いように必ず登山地図と雨具とヘッドライトを持っていきましょう。登山は自己責任が原則です。この記事を見て遭難したとしてもせろりん及び当サイトは一切責任を負いません。この記事の内容にいかなる瑕疵があったとしてもです。

さて7時くらいに起床して中央線に乗ります。岩殿山の登山口は中央線大月駅の近くにあります。おれのような中央線沿線の住民は中央線に乗って一本で登山口まで行けるので超絶便利です。

登山は自分との戦いですがアクセスの悪さとの戦いでもあります。その点、岩殿山は駅からすぐの場所に登山口があるので超アクセスがいいです。岩殿山より大都市からのアクセスが良い山なんてなかなか無いです。

©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p70より

大月駅です。あおい達が住んでる飯能からだと遠いんじゃね?と思っていましたが、八高線で八王子まで行って中央線ですぐ到着なので、飯能からでも結構アクセスが良いみたいです。

雪村家は八王子から大月の間でも特急のグリーン車とか乗ってそうです。

終電でうっかり寝過ごすと連れてこられることで有名な大月駅前です。

©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p71より

大月駅の改札を出て右に15メートルくらい歩くと観光案内所があります。

ブルーベリーは売ってませんでしたが季節の野菜を売っています。そういやこの写真を撮影しながら「帰りにネギを買っていこう」と決意したんですが完全に忘れて帰宅してしまったことに今気づきました。

それはそうと扉の下のあたりに置いてある白い箱は募金箱です。岩殿山は2017年の台風の影響で登山道がズタズタになってしまいました。一時期は入山規制をしていたくらいです。

まだ完全に復旧したわけでは無いみたいですが、今では概ね復旧し、一応入山規制は解けています。この募金箱では復旧工事にかかる費用を募っているようです。おれもほんのわずかな額ですが岩殿山に登るたびに募金しています。今回は「帰りにネギ買うついでに入れていけばいいか」と思っていたところネギを買うのを忘れたので募金していません。岩殿に行く人がいたらおれの分まで募金どうぞ。

そんで大月駅の改札内にある待合室にはこのようなイラストが飾られています。「がんばれ大月!」「岩殿山登山道開通おめでとうございます!」はそういう文脈です。ウオーうれしいですねこれは。国宝。

©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p72より

普通に考えれば思春期丸出しの女子高校生がパパと登山するというのは結構精神的にキツいと思うんですが、この2人は関係が良好なのでそういう感じはあんまありません。

踏切を渡ります。

大月には登山口までの案内標識がそこらじゅうにあります。大月市は有能です。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p74より

踏切を渡ると東電の建物があります。

一致!ちなみに奥に先程渡った踏切があります。あおいとあおいパパはブルーベリー食いながら来た道を振り返っています。

本日登る山です。634メートルしかないのでスケール感はそれほどでもないですが、そびえる岩壁が特徴的です。


振り返ると富士山です。まだ3月なので冠雪してて綺麗ですね。

登山口です。ここまで徒歩15分。アクセス良すぎです。

同じヤマノススメ聖地の三つ峠なんかもよく登るんですが、あれは駅から1時間半くらい歩かないといけないのでキツいんですよね。

整備された階段をひたすら登ります。

原作には登場しませんが岩殿山ふれあいの館が登山道の途中にあります。ここまでは登山道がめっちゃ整備されています。犬の散歩やジョギングに来る人すら結構います。自販機もあります。

館の中ではいろいろな展示がされています。

いろいろな展示です。ヒャー ちょっと前はこんなのなかったんですが聖地になった瞬間にこれです。まだアニメ化してない話なのに気合入ってますね。気合が入るのは良いことです。

登山道はまじで整備されています。夜に登ってもそこまで危険じゃないかもしれません。うそうそ。やめときましょう。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p81より

これはどこなのか不明ですが、このあたりはだいたいこういう風景です。

こういう風景です。

岩殿山の山頂には昔、岩殿山城という城がありました。城なので入り口はこのように岩で囲まれています。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p86より

山頂です。駅から1時間もかかっていません。山頂はめっちゃ近いです。ところが先はまだまだ長いです。

説明しよう!岩殿山の山頂は確かにここなんですが、駅から山頂まで歩いても1時間くらいで着いてしまって歯ごたえが全然ありません。

てことで気合入ってる登山者の多くは岩殿山山頂を経由して「稚児落とし」という眺めが良い場所まで歩きます。もちろん気合が入ってる登山者である雪村一家も稚児落としまで行きます。

山頂から稚児落としへの道は舗装されていない山道ですし、岩場もたくさんあります。ここからが本番で、稚児落としのピークが事実上のゴールです。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p91より

山頂からの眺めです。奥に立派な富士山を望むことができます。原作だと富士山は無かったことになっているみたいです。多分取材したときに曇っていて見えなかったんだと思います。

山って普通は山奥にあるので、このように街が近くに見える山って珍しいんですよね。標高が低いので車や電車の動きもわかります。面白い風景です。

必殺デジタルズームです。もちろん本物はこの1万倍綺麗です。

山頂を満喫したので稚児落としに向かいます。

これを攻め落とすのってさすがに無理ですよね。

来た道をちょっと下って分岐点で稚児落とし方面に向かいます。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p93より

稚児落としへの登山道には、こういう鉄塔の下をくぐるポイントが3箇所くらいあります。

はい。

わりと街に近いので、登山中はほぼ全域に渡って自動車の音が聞こえます。よい山なんだけど自動車の音が鳴り響いているのはちょっとなあと思いつつも自動車なかったら山に登れないのも事実なのでしゃあなしです。

鎖場があります。鎖があるし取っ掛かりも多いので難度は低いです。でも落ちたら死ぬ可能性が高いので三点支持を意識して慎重に行くのがおすすめです。

鎖場の続きです。そういえば初期の雪村あおいは高所恐怖症設定があったわけですが、ここを簡単に登っているということは高所恐怖症を完全に克服しているようです。

そうそう落ちないとは思いますが落ちたらそれなりの確率で死にますねー。でもそうそう落ちないと思います。

冬は落葉しているので山頂以外も眺望が存在します。

兜岩って呼ばれているポイントです。岩沿いに歩いて向こう側に渡ってから、さらに岩をよじ登るルートです。

ところがここは崩落があったらしく、最近は通行止めになっています。おれの記憶では、台風の後に登山道が開通したときはまだ登れたはずです。しろ先生もそのときに取材をされたんだと思います。その後また崩落したっぽいですね。

とにかく通行止めです。兜岩は、マグロで言えばトロ、鮭で言えば皮、サンドイッチで言えば中のキュウリ、みたいな岩殿山で一番楽しい場所だったので通行止めは残念です。復旧計画があるのかも不明ですが早く復旧してくれると良いなあと思います。

©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p94より

うーんやっぱし兜岩登りたかったなあ。


©しろ/アース・スターエンターテイメント ヤマノススメ15巻 p98,p99より

ここが稚児落としです。城から逃げてきた人が泣き止まない稚児をここから落としたという言い伝えがあるそうです。

むき出しの岩場が一望できます。ヤマノススメだと兜岩をよじ登った直後に稚児落としに到着したように描かれていますが、実際は兜岩から結構歩かないと到着しません。

山頂の様子です。かなり広いです。

必殺・携帯のカメラでデジタルズームです。晴れていれば富士山も概ね見ることができます。

稚児落としも落ちたら死ぬポイントなのでそれなりにスリリングです。なんてったって稚児をここから投げて始末したという伝説があるくらいなので落ちたら死にます。

眺望は結構良いです。高い山のようなスケール感はありませんが、こういうのも面白いものです。岩場が4Kディスプレイで見た4K映像みたいで綺麗です。

おじいちゃんです。

大月駅の西側に下山します。

下山しました。稚児落としから登山口までは2,30分くらいで着きます。でもここから駅まではそれなりに距離があります。

こういう林道みたいなところをひたすら歩きます。

駅のあたりに到着しました。ここはおれが大月にいく度に寄る「吉田屋」さんです。吉田のうどんのお店です。説明しよう、吉田のうどんとは山梨県富士吉田市で親しまれているご当地うどんであり、麺が極太の激固でトッピングにはキャベツや馬肉が用いられ、おれの好物。まあ山梨名物です。

昼しかやっていないので吉田のうどんにありつくためには下山が遅くならないようにする必要があります。昼しか営業していないのは吉田のうどんのお店の特徴です。

肉月見大盛りかなんかだったと思います。

ウゲェーーー ウメエーーーー。登山後にこれを食べるために岩殿山に来ているといっても過言ではないです。


てことで登ってまいりました岩殿山。史跡あり岩場あり眺望よしアクセスよしでしかもヤマノススメ聖地という最強の山です。なんてったって体力がそんなにいらないので、ヤマノススメ見て登山を始めた入門者にも(経験者の同伴と、ちょっとした装備さえあれば)おすすめできます。楽して登山の楽しいところを全部さらっと味わえる良い山です。15回くらい登っているおれが言うから間違い無いです。

岩殿山だけだとちょっと物足りないかなーという人は初狩駅あたりから高川山経由で大月駅まで歩いて、その後岩殿山も行くとそれなりにハードな登山が一日中できます。おれもたまにやります。

岩殿山も早くアニメ化してほしいですね。終わり。

せろりんでした。

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