HUAWEI P30を購入したのでレビュー カメラ最強です

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せろりんです。何を隠そう、おれはHUAWEI信者です。本当はdocomoのP30 proを狙っていたんですが、例の事件があり発売延期になってしまったので、ブチ切れてヨドバシドットコムでP30を購入しました。

正直、Androidのサポートが受けられなくなるかもしれないのはさすがに痛いなー、買わないほうがいいかなー、と思ったんですが、P30が日本で出る最後のHUAWEI端末かもしれないと考えると居ても立ってもいられなくなり、気づいたら購入していました。夜露死苦!

まだ数日しか使っていないのであんまアテにならないレビューかもしれませんが、ファーストインプレッションということで参考にしていただけたらと思います。

開封!

泣く子も黙るHUAWEI P30です。Leicaロゴがイカします。

カパッ!保護フィルムは最初からついています。うれしいです。

起動!

ギョエー、壁紙の美しさヤバくないですか?有機ELだからなのか発色がめちゃくちゃいいです。過去一番いい気がします。

付属品は、急速充電対応ACアダプタ、伝統的にHUAWEI端末に付属してくるEarpodsそっくりイヤホン(けっこう音質がいい)、充電ケーブル、あと説明書とSIMピン、透明なTPUケースもついてきます。HUAWEI端末ばっかり買っているおれとしては、いつものセット、といった感じです。

TPUケース付属は嬉しいですねー。買うとまあまあ高いですし、非正規品は完成度がいまいちなことも多いので、良質な純正品が付属するのはうれしいです。僕は擦り傷のついたP30を美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなものだろう?僕は来年には50歳だ。傷だらけのiPodと、同じだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

オーロラというカラーリングです。本物はこの1万倍綺麗です。基本は青色ですが、光の反射によって色の見え方が変わります。美しいです。

急速充電対応!電池持ちも良し

P30は22.5Wの急速充電に対応しています。付属のACアダプタとケーブルで急速充電できます。

ざっくり1分で2%くらい充電できます。コーヒー飲んでる間に3割くらいは溜まっています。

これは午前10時くらいから24時くらいまで1日フル稼働したときのバッテリー容量の増減です。ただし18時から自転車に乗って時々マップを見ながら近所を撮影して周っていたので消費量が激しくなっています。

裏でBattery mixを使いながら、たまにストリーミングで音楽を聞いたり、写真撮ったり、マップを見たり、Twitterしたり、デイリーポータルZを半笑いで見たりしていました。その結果がこれです。

1日ぼちぼちの負荷で使って33%残っているというのはまあまあ優秀な気がします。体感ではP20liteの1.3倍くらい持つ気がします。

まあ、鬼みたいにバッテリー持つか?と聞かれるとそこまでではない気もします。いままで使ってきたスマートフォンで一番電池持ちが良いのは間違いないです。

指紋認証はイマイチかも等

さてP30さんは画面内指紋認証に対応しています。でも、かなり使いにくいです。画面内の一部に指紋センサーが乗っているみたいですが、センサーの面積が狭すぎます。

どこにセンサーがあるのか触覚でわからないので、ズボンの中でロック解除しながら取り出すのはほぼ無理です。絶対P20liteの背面指紋認証のほうが優秀だし快適だと思います。

ただし顔認証が中央新幹線くらい爆速です。明るいところならまじで一瞬で解除できますし、顔がインカメラに写ってる間は常に顔認証をかけて解除状態を維持する仕様なので、解除待ちの時間がまったく必要ないということがほとんどです。AIとAI専用チップ・NPUのおかげでしょうか?さすがAI、おれたちにできないことを平然とやってのけます。

顔認証が優秀なので、ロック解除でストレスを感じることはほぼありません。でも、そうなると、指紋センサーはなんのために付いてるんだよという話になります。なんのために付いてるんですかね?

底面にはType-Cポートと3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。いまどきのハイエンドスマホはイヤホンジャックが無いことがほとんどですから、イヤホンジャックがあるのは嬉しい人も多いんじゃないでしょうか。おれはなくてもいいですけどね。

最近はほぼ無線イヤホンしか使いませんし、Type-Cから変換すれば有線イヤホンも使えますし、急速充電に対応しているので「充電しながら音楽を聞く」というシチュエーションがほぼ発生しないためです。

スピーカーは底面にモノラルが一発だけ付いています。P30proも同じ仕様ですが、ステレオじゃないのは残念ポイントですね。音質はP20liteよりマシだし音量もデカいと思いますが、迫力不足は否めません。

カメラは最強!安コンデジは死亡

死亡とか強い言葉を使ってしまってすまん。でも、これが普及したら、安コンデジってマジで売れなくなると思うんですよ。

たとえばこのおまわりさん。なんとなくカメラを向けてシャッターを押しただけです。自然なボケが効いていて、とてもきれいです。しかも逆光なのにこの写り。おそらくAIさんが勝手にHDRをかけてくれたんだと思います。

1万以下の安いコンデジでこれ以上のものが撮れるか?というと難しいですよね。

近所の神社です。普通によく写っています。(808 Pureviewみたいな変態機はともかく、それなりに売れているスマホとしては)ダントツでデカい1/1.7型センサーを積んでいるからなのか知りませんが、空気感みたいなのが伝わってくる気もします。

HUAWEIのハイエンド機って、AIで自動的にシーンを判定して、シーンに合った最適な設定で撮影してくれる機能があるんですよね。神社をフレームに入れると、しっかり「歴史的建造物」と出てきます。

メシならフードと出てきてフードモードになりますし、月なら月と出てきて月モードになりますし、自転車なら自転車と出てきてたぶん自転車モードになります。こういう処理を正確にするためには、高性能なチップと良く作り込まれたソフトウェアが不可欠です。安いコンデジではまず真似できません。

ヴィクトリアの普通の1000円くらいの肉です。おいしそうです。お店のメニューの写真みたいですね。えっ 同じ値段でステーキを!?ちょっと補正かけすぎてわざとらしい気もします。

みずみずしさが強調されていて見た目はいいですが、ちょっと補正かけすぎな気はやっぱりします。

被写体に寄っていくと、勝手にスーパーマクロモードというモードが起動し、めっちゃ寄れるようになります。

最短撮影距離のことを考えずに物撮りなどができるのでめっちゃ便利です。

P20 liteで撮影

さて日曜レビュアーであるせろりんにとって結構大事なのがブツ撮り性能です。

当サイトの熱心な読者(存在するんでしょうか?)はご存知のことと思いますが、当サイトの物撮りはめっちゃ適当です。なぜなら全部携帯で片手間にやっているからです。まずはP20 liteで撮影したIS01を御覧ください。

P30で撮影

続いてP30。こうして見るだけでも結構違います。一番違うのは画面の汚れが写っているかどうかでしょうか。画面の汚れまできっちり描写できるのがP30です。全体的な色味も、P30のほうが自然な気がしますね。

拡大して並べてみました。かなり差が出ています。たとえば爪楊枝のディティールなんか全然違います。リップクリームの白い文字も、P30はざらつき感がまったくありませんが、P20liteはまあまあザラついています。

キーボードの文字も、P30で撮影したもののほうが視認性が良いです。

最下段の赤外線通信のポートなんて全然違いますね。輪郭の明瞭さがまったく違います。安物のスマホとは格が違います(そりゃあ1年前の2万スマホと最新8万スマホを比べたら格が違うのは当然です、ということをP20liteのhonorのためにいっておきます)

ズームも結構いいぞ

これはP30の超広角レンズ(0.6倍)で撮影した道です。超広角レンズ搭載ってめちゃくちゃありがたいですよね。普通のコンデジには超広角レンズなんて乗ってませんし、一眼レフでも5万くらい出してわざわざ超広角レンズを買ってわざわざ持ち運ばないと使えません。

超広角もなかなか写りがいいですね。

これが1倍。みなさまのスマホとほぼ同じ画角です。

これは光学3倍です。中望遠くらいの画角です。画質は良いとは言い難い気もします。

正直3倍ズームの画質は、もうちょい頑張ってくれよと言いたくなることがあります。小さいレンズで3倍を達成するのはかなりキツいのかもしれませんし、センサーも1倍ほどいいやつを積んでいるわけではないので、しょうがないのかもしれません。でも、3倍にもRYYB高感度センサーを持ってきてほしかった気持ちはやっぱりあります。

これはたしか10倍デジタルズーム。写真として楽しめるとは言い難い画質の粗さではあります。

これはデジタル30倍ズーム。1倍では存在するかどうかすらよくわからなかった標識が、文字までくっきり見えます。画質はさすがによくありませんが、記録には便利なんじゃないでしょうか。

光学ズームは結構使いみちがたくさんあって便利です。

たとえば、あれ大麻っぽくね?という植物を見つけたときに、望遠で記録しておいてあとで調べるということができます。

うーんこうして見ると絶対違う気がしますね。なんて名前の草なんですかねこれ。調べてもわかりません。

プロ写真モードを使って流し撮りができるというのも良いです(これは失敗例です 流し、っつっても手持ちなのでほぼ成功しません)。かっこいい車ですね。

流し撮り自体はP20liteでもできますが、光学ズームが無いので迫力が微妙です。おれ、この貿易戦争が終わったら回転寿司で寿司を流し撮りするんだ。。

見たままを撮れる!

完全に日が沈んだ状態で撮影しました。全体的にはかなり明るく撮れています。

なんというか、我々が夜の街で見る風景そのものですよね。見たままの風景をそのまま写真にしている印象です。明るさや色がおかしいところはどこにもありません。ボタンを押すだけでこれが撮れます。

シャッタースピードは1/20sです。光学手ブレ補正が付いているので普通に撮っても手ブレしません。超すごくないですか?

これもなかなかですよね。ちょっとわざとらしさはありますが綺麗に撮れています。

光学3倍はもうちょっとがんばってくれてもよかったなーという気はします。センサーが雑魚なんですかね?1倍だけに採用されている1/1.7型のRYYBセンサーが凄すぎるというだけなのかもしれません。とはいえ夜でここまで撮れるのであれば現時点では十分高性能と言っていいでしょう。

ISO1600,シャッター速度は1/16秒です。昼間ほど鮮やかに撮れるわけではありませんが、逆に夜っぽさを際立てている気がします。でも塗り絵感というか、無理やり着色した感じは否めなくもない気がします。

一般人こそP30

P30proやP30が発表されたとき、その異常なカメラ性能に対して、結構否定的なことを言う人がいたんですよね。「性能が高すぎて一般人には不要」「一般人を無視して高性能化に走るのは商売として破綻している」「ガラケーと同じ道を辿っている」など・・・。一般人とかいう言い方はちょっと差別的でよくありませんが、言いたいことはわからなくもないです。

いやしかし、果たして本当にそうでしょうか。

たとえば超広角でなんとなく撮影したこれ。これ超すごくないですか。まずシンプルにめっちゃ綺麗ですよね。

しかも、これって逆光なんですよ。朝日がおまわりさんの後ろから照っているわけです。普通のカメラで普通に撮影したら、おまわりさんはマネキンであることがわからないくらい真っ黒に潰れて写ってしまうでしょう。

ところがP30は、AIかなんかを使ってこの状況を一発で把握し、自動でHDRという機能をオンにして撮影してくれるわけです。HDRは、明るさが違う写真を複数枚同時に撮影して合成することで、黒く潰れてしまう箇所を明るく見せることができるという機能です。これによって、綺麗な朝日と、おまわりさんのイケメンフェイスを同時に撮影することに成功しています。

HDRという手法自体は昔からあるものです。でも、昔はこれを手動でオンにしないといけませんでした。今はHDRなんて知らなくても無敵のAIが勝手にやってくれます。

人間の目は頭おかしいくらい高性能です。人間は、夕日と人間の顔を逆光の中で同時に認識することができます。視力が悪い人でなければ、月の表面の模様ですら割と視認できます。昼間の10万分の1くらいしか光が無い夜道であっても道や建物や人間の顔をはっきり認識できます。

でもカメラ性能がイマイチなスマホは、逆光も月も夜景も全部ダメです。自分で工夫して撮影しなければ、そういった、撮ることが難しいシチュエーションは一切まともに撮れません。

たいていの人間は、感動的な景色をそのまま写真にしたいという欲求を心の中に秘めています。散歩中に見つけた川辺の綺麗な鳥とか、ベランダから見たストロベリームーンとか、夕日に映えるカレシの笑顔とか、なんとなくいい雰囲気の夜の飲み屋街とか。感動的な景色というのは多くの場合スマホで撮ることが難しい景色です。難しいから諦めてしまっているだけで、カメラに詳しい人だろうが一般人だろうが、本当は撮りたい写真がいっぱいあるはずです。

それでも、カメラに詳しい人であれば、手動でHDRをかけたり、腕を固定してマニュアルモードで長時間露光したり、諦めてデジイチを買ったりすれば、撮りたい風景を撮ることができます。でも一般人にそれは無理です。

いままで「しょせんスマホのカメラだもんな」と言いながら撮影を諦めていた風景を、P30シリーズならそのまま残しておくことができます。カメラはその一瞬を永遠にできる魔法の道具です。撮りたいけど撮れないから諦めてしまうという状況は、一般人にこそ起こるものです。高性能なカメラは、一般人には必要無いのではなく、一般人だから必要なんだと思います。 その点でいえば、スマホのカメラは、もっともっと進化の余地があると思います。

※P30のカメラは最強ですし、それだけを見れば一般人に一番おすすめできる端末であることに間違いはありませんが、OS関係のいろいろないざこざがあるので、端末自体は一般人(つまりカメラにも携帯にもあまり詳しくない人)にはおすすめできません。Xperia 1とかGalaxy S10を買いましょう。

最高のタイミングでP30を買おう

ハードウェアの圧倒的な完成度や、事前の期待度とは裏腹に、今P30を買う人はほぼいません。

そりゃあAndroidの新しいバージョンが配信されないかもしれない端末なんて正気だったら買いません。そもそも買おうにも売ってる店がほとんどありません。今の状況が長期的に続けば、HUAWEIだって日本から撤退してしまうかもしれません。

「HUAWEI端末にはバックドアが仕込まれている」という疑惑には証拠が何一つ無いものの、セキュリティについて不安を覚える気持ちも実はちょっとはわかります。スマホとしての完成度以外は最悪です。 少なくとも制裁関係でなにか進展が無い限りは買わないほうがいいに決まっています。liteならともかく 今HUAWEIのハイエンド機を購入するのは最悪のタイミングのように思えます。

でも、やっぱりこの端末にはガジェットオタクの血を騒がせる何かがあります。RYYBセンサー、ISO20万、Leicaトリプルレンズ、NPU、画面内指紋認証。

P30は、HUAWEIが創る一歩先の未来を体験できるただ一つの端末です。それを考えると、P30を買うなら、実は今が一番良いタイミングです。本当は上位機種のP30proがほしかったんですが、P30でも十分すごいです。少しでも気になる方は、ヨドバシかどっかに行って触ってみてはいかがでしょうか。Android関係が今後どうなるのかはわかりませんが、世の中にはシャープがAndroid1.6でアップデートを打ち切ってしまった伝説の端末・IS01でAndroid4.0を無理やり動かしている人もいたという事実を噛み締めてヨドバシにいきましょう。


ガジェットオタクのおれとしては、世の中から面白い端末が減るのは単純にすごく残念です。おれとしては政治の話は「知らん」としか言いようがありませんし、実際知りませんが、なんとか丸く収まって、Mate30proやP40proやMateXをドコモショップで触ることができたらといいなあと思います。

終わり。

せろりんでした。

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