せろりんです。二郎系ラーメン食べてえなーって思ったので作りました。

買ったのはいいけど調理するのがめんどくさくて冷凍庫の一番深い地層の部分に眠っていた豚骨です。
ゲンコツと背ガラがミックスされているやつです。ゲンコツは足の骨、背ガラは背骨らしいですが骨の部位によってスープの味がかなり違うらしいです。奥が深いですね。

電気圧力鍋にぶっこみます。ついでにニンニク、長ネギ、コンソメを入れます。普通はここで30分くらい下茹でをして、茹で汁は全部捨てるんですが、今回はめんどくさいので省きました。良い子はちゃんと下茹でしろ
とんこつラーメンを作る場合、普通は玉ねぎとかりんごとかニンジンを入れるんですが、それって全部コンソメの材料なので代わりに固形コンソメを入れています。

電気圧力鍋で2時間加圧します。
電気圧力鍋のレビューはこれ。電気圧力鍋はマジで神の家電です。ほぼ無音・ほぼ無臭で加圧調理ができて、低温調理やヨーグルト作りも可能で米も炊けます。やばくない?

2時間後 ゲンゴロウとか居そう

豚を作っていきます。

亀甲縛り

豚骨スープに豚肉を 潜 影 蛇 手 (2020年流行語大賞)
ついでに塊の豚肉についていた余分な脂身も包丁で切って 潜 影 蛇 手(潜影蛇手がなんなのかは知らない)

豚肉は加圧調理するとまじでボロボロになって食感が無くなってしまう予感がしたので常圧で1時間くらい茹でました。
醤油、砂糖、ハイミーなどをブレンドした液体でジップロック漬けにしていきます。

ちょっとやそっとの煮込みでは豚骨の出汁はとれません。これはたしか2時間の加圧を3セットやった後の状態です。
豚骨の出汁は骨髄の出汁なんですが、まだまだ骨髄が詰まっています。スプーンを使って骨髄を掻き出してさらに2時間加圧します。

ここだけの話、せろりんはほとんど近所のインスパイアのお店にしか行かないので、二郎系ラーメンのなんたるかを知りません。許してくれ・・・

ザルで濾します。

いいですね

ジップロ漬けにした豚もいい感じ

麺なんですが、生パスタを使うと上手くいく、とインターネットに書いてあったので生パスタを使いました。
スーパーにはラーメン二郎みたいな太い麺はなかなか売っていませんが、生パスタなら売っています。自家製麺してもよかったんですがラーメンの麺を自作するのは難しいので素直に市販品を使います。

タレは醤油。ここでタレに化学調味料をどっさり入れておくのが大事っぽいです。ラーメン二郎は豚骨の出汁をとった上で、さらに化学調味料をどっさり入れているらしいです。

野菜増し

ニンニク増し

完成!スープが丼の限界まで来ています。実はキッ・・台所から机にラーメンを運ぶときにスープをカーペットの上にこぼしました(ゆゆ式難民救済)

うまいです が お店のほうがクオリティは高いですね(それはそう)

なんぼ食べても減らないし、なんなら麺が伸びて量が増えてる気もします。

あとさすがに生パスタで代用するのは無理がありました。コシが足りないし平打ち麺なのできしめんっぽいです。インターネットに書いてあることを鵜呑みにするのはやめましょう。
終わり。
せろりんでした。
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